EagerロードとLazyロード

はじめに

PHP及びLaravelの勉強中。
参考URL : https://readouble.com/laravel/9.x/ja/eloquent-relationships.html

設定

• Categoryモデル（カテゴリーモデル）とItemモデル（商品モデル）が１対多の関係性で存在
  • Categoryモデル側 -> hasMany
  • Itemモデル側 -> belongsTo
• Itemモデル（商品モデル）とStockモデル（在庫モデル）が１対１の関係性で存在
  • Itemモデル側 -> hasOne
  • Stockモデル側 -> belongsTo

本文

通常、リレーション先へのプロパティアクセスはLazyロードされる。(N+1問題)
上記の問題を解決するのがEagerロード
->　使用すればアプリケーションのパフォーマンスが向上

例 : 全ての商品のカテゴリー名を取得したい時

// ⑴ Lazyロード
$items = Item::query()->get();
foreach($items as $item){
     echo $item->category->name;
 }

// ⑵ Eagerロード
$items = Item::query()->with('category')->get();
foreach($items as $item){
     echo $item->category->name;
 }

出力結果は同じだが、⑴はクエリが商品の数だけ発行される（100個商品あれば100回）。
⑵ではクエリの発行回数は2回だけ。（すべての商品取得とすべての商品のカテゴリ取得）

様々なパターン

複数のリレーション先の取得

$items = Item::query()->with(['category', 'stock'])->get();

リレーション先のリレーション先の取得

$categories = Category::query()->with('items.stock')->get();

特定のカラムのみの取得（関連する外部キー、idは必ず必要）

$items = Item::query()->with('category:id,name')->get();
$items = Item::query()->with('stock:item_id,stock')->get();

クエリ条件の追加

$items = Item::query()->with(['stock' => function ($query) {
       $query->where('stock', '>', 300);
 }])->get();