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Cognos Analyticsを無料で自己学習する③ - データモジュール

Last updated at Posted at 2017-02-14

何回かに分けてCognos Analyticsを無料学習する第3回です。

前回までで、CSVファイルのアップロードを学びました。
今回はアップロードしたCSVファイルからダッシュボードの作成、さらに別のCSVファイルをアップロードした後に、2つのCSVファイルを結合してレポートで使用する手順を学びます。

##手順
Cognos Analyticsへのアクセスは、第一回の手順でアクセスして下さい。
http://qiita.com/shinyama/items/6cb67ac7e82e9cd9c889

「個人用コンテンツ」に「製品年別販売数量.csv」が存在する、第二回目の後の状態で開始します。
001.PNG

「+新規」から「ダッシュボード」を開きます。
002.PNG

「フリー・フォーム」を選択し「OK」を選択します。
003.PNG

赤枠の「+」を選択します。
004.PNG

「製品年別販売数量.csv」を選択します。
005.PNG

CSVファイルのデータアイテムが、ここに表示されます。
006.PNG

左黒帯の赤枠の「視覚化」アイコンを選択すると、図のようにチャートのテンプレートが表示されるので、赤枠の「クラスター縦棒グラフ」をつかみ、図のように灰色のキャンバスにドロップします。
007.PNG

ドロップするとこんな表示になります。
008.PNG

CSVファイルの各データアイテムを、縦棒グラフの「X軸:製品」「色:年」「値:数量」となるようにドラッグ&ドロップします。
009.PNG

チャートの右上のアイコンを選択すると、この表示になりますので、自分の見やすい大きさになるように、チャートの端を引っ張って、サイズや位置を調整します。
010.PNG

この様に見やすくなりました。
011.PNG

CSVのデータを見る、簡単なダッシュボードが作成できたところで、保存しておきます。
012.PNG

名前を付けて保存します。
013.PNG

「販売数量ダッシュボード」の作成画面を閉じておきます。
014.PNG

次に、別のCSVファイルを用意してアップロードを行います。
手順は第二回で説明していますので、詳細は割愛しますが、レポートを作成して「製品ライン」「製品タイプ」「製品」をリストに配置し、CSVでダウンロードします。
レポートは「製品マスター」という名称で保存しておきます。
015.PNG

CSVファイルのイメージです。
016.PNG

アップロードを行います。
017.PNG

「個人用コンテンツ」に「製品マスター.csv」がアップロードされました。
018.PNG

この状態から、第二回でアップロードした「製品年別販売数量.csv」と、先ほどアップロードした「製品マスター.csv」を結合して、レポートで使用しようと思います。

「+新規」から「データ・モジュール」を選択します。
019.PNG

この様な画面が開きます。
020.PNG

「アップロードされたファイル」を選択し「製品マスター.csv」「製品年別販売数量.csv」にチェックを入れ「開始」を選択します。
021.PNG

このように選択されたソースに2つのCSVファイルが表示されます。
022.PNG

「製品マスター.csv」「製品年別販売数量.csv」を図の様にドラッグ&ドロップします。
023.PNG

ドロップした二つのエントリーを「Ctrlボタン」を押しながら選択し、右クリックで「結合」を選択します。
024.PNG

この様な画面が開きます。
025.PNG

赤枠の5箇所を図のように選択し「OK」をクリックします。
026.PNG

このようにリンクが生成されたデータ・モジュールとなります。
027.PNG

データ・モジュールを「名前を付けて保存」します。
028.PNG

「製品販売データ・モジュール」という名称で、個人用コンテンツに保存します。
029.PNG

「製品販売データ・モジュール」の編集画面を閉じておきます。
030.PNG

個人用コンテンツに「製品販売データ・モジュール」が保存されました。
031.PNG

このデータ・モジュールを使い、レポートを作成してみます。
「+新規」から「レポート」を選択します。
032.PNG

「1列」を選択し「OK」をクリックします。
033.PNG

「製品販売データ・モジュール」を選択し「開く」。
034.PNG

リストを作成し、図のように「製品ライン」「年」「数量」をリストに配置します。
035.PNG

「製品ライン」を選択し、赤枠の「グループ化/グループ化を解除」を選択します。
037.PNG

このような表示になります。
038.PNG

レポートを実行してみます。赤枠のアイコンから「HTMLを実行」を選択します。
039.PNG

レポートは以下の表示になります。
「製品マスター.csv」からの「製品ライン」で、「製品年別販売数量.csv」の「数量」のデータが集計されている事がわかります。
040.PNG

レポートは保存しておいて下さい。
041.PNG

今回は以上となりますが、最後にご紹介した「データ・モジュール」の意味をご紹介しておきます。
左側の「従来型BI」はCognos BIのFramework Managerに代表されるような、巨大なデータモデルを専門の技術者が開発し、そのモデルを元に各レポートを作成する、これまでプロジェクトベースで行われてきたデータモデル開発方式になります。
それに対して、近年のセルフサービスBIでは、エンドユーザー自身が小さなモデルを多数作成し、1個のモデルで1個か2個のレポートを作成する程度の、用途が非常に限られたモデルのため、高度な技術を必要としない開発方式になります。
Cognos Analyticsでは、この両方のデータ開発モデルが提供される、他に類を見ない製品となっています。
従来型BI方式:Framework Manager
セルフサービスBI方式:データ・モジュール
という事です。
042.PNG

データ・モジュールの機能、是非使ってみて、簡単にデータモデルが作れる事を実感頂ければと思います。

以降を投稿しましたら、こちらにリンクを貼ります。

第一回:アカウントの作成
http://qiita.com/shinyama/items/6cb67ac7e82e9cd9c889

第二回:簡単なレポートの作成&データのアップロード
http://qiita.com/shinyama/items/af378eede10f9c61eec2

第三回:データモジュール
http://qiita.com/shinyama/items/c1b7908b2a8bed2c1523

第四回:Bluemix dashDBとの接続
http://qiita.com/shinyama/items/5407cf12bd5575f50c47

番外編:Cognos 10 BI と Cognos Analyticsの機能マッピング一覧
http://qiita.com/shinyama/items/484dc322c3cbdb2cda63

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