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Cognos Analyticsを無料で自己学習する② - 簡単なレポートの作成&データのアップロード

Last updated at Posted at 2017-02-13

何回かに分けてCognos Analyticsを無料学習する第2回です。

自分のPC上に用意したCSVやExcelデータファイルをアップロードする手順を学びたいと思いますが、都合の良いデータをお持ちで無いかも知れないので、まずは簡単なレポートをCognosで作成して、CSVにデータをダウンロードしてから、そのCSVファイルを(自分で準備したと仮定して)アップロードする手順を学びます。

##手順
Cognos Analyticsへのアクセスは、第一回の手順でアクセスして下さい。
http://qiita.com/shinyama/items/6cb67ac7e82e9cd9c889

ポータル画面が表示されているところから開始します。
001.PNG

「チーム・コンテンツ」とは、全ユーザーが共通で使えるコンテンツです。この無料トライアルアカウントでは、これらのコンテンツを利用する事はできますが、編集することはできません。
とりあえず何があるか見たいので、「チーム・コンテンツ」→「サンプル」をクリックします。
002.PNG

色々サンプルはありますので、興味のあるものを見て、適当に触ってみて構いません。ここでは、この後に使用するパッケージの場所を確認するため「Models」をクリックします。
003.PNG

このようなパッケージが並んでいますが、後で「GOデータウェアハウス(クエリー)」を使います。
※パッケージとは、レポートやダッシュボードで使える、データアイテムの集合のようなイメージです。
004.PNG

左の黒帯メニューから「新規」を選択します。
005.PNG

「レポート」を選択します。
006.PNG

レポートの大まかな枠割りを決める画面で「1列」を選択し「OK」します。
007.PNG

先ほどのパッケージをこのレポートで使いたいので、赤枠の「+」をクリックします。
008.PNG

「チーム・コンテンツ」→「サンプル」→「Models」→「GOデータウェアハウス(クエリー)」を展開し「開く」を選択します。
009.PNG

左側の赤枠の位置に、パッケージの中身が表示されます。レポートの中身を作成するため、中心赤枠の「+」を選択します。
010.PNG

「リスト」を選択します。
011.PNG

そのまま「OK」を選択します。
012.PNG

赤枠の矢印をクリックすると、パッケージの中身を展開して見れます。
013.PNG

図のように、「製品」「年」「数量」をドラッグ&ドロップでリストの上に配置してください。
014.PNG

集計行が勝手に追加されるので、削除したいと思います。集計行を選択肢、Deleteボタンで削除します。
015.PNG

削除後の状態です。
016.PNG

レポートを保存します。赤枠のプルダウンから「名前を付けて保存」を選択します。
017.PNG

「個人用コンテンツ」を選択し、名前を記載し「保存」を選択します。
018.PNG

レポート編集画面を抜けます。赤枠のプルダウンから、レポート名称の右側の「-」をクリックします。
019.PNG

ポータル画面に戻りました。
020.PNG

先ほど作成したレポートから、データをCSVダウンロードしたいと思います。
「個人用コンテンツ」からレポートの右側の「:」を選択し「次を実行」をクリックします。
021.PNG

まずはレポートを見るために「HTML」のまま「実行」。
023.PNG

レポートがHTML形式で表示されます。
024.PNG

赤枠のプルダウンから「CSVを実行」を選択します。
025.PNG

以下のような表示になった場合、「OK」をクリックし、
026.PNG

赤枠のプルダウンから「常に許可」を選択します。
027.PNG

気を取り直して、再度「CSVを実行」します。
028.PNG

このようにファイルの保存画面になるので「保存」を選択します。
029.PNG

ダウンロードが完了したら「フォルダーを開く」を選択します。
030.PNG

ダウンロードされたファイルの中身を確認します。ファイルをダブルクリックします。
031.PNG

このようなファイルになっています。1行目が列のタイトルになっている点にご注目下さい。
今後もご自身でファイルのアップロードをしてみる時、1行目に列のタイトルを入れておくと便利です。
031a.PNG

先ほどのレポート実行後の画面を、プルダウンから削除しておきます。
032.PNG

左側の黒帯の「ファイルのアップロード」を選択します。
033.PNG

先ほど準備したCSVファイルを指定し「開く」を選択します。
035.PNG

このような画面になります。
1行目に入れた列名が表示されているのがわかります。
列名の横の定規は、色が付いているものが数値データとして認識されたもの、付いてないものが文字列データと認識されたものです。この画面内で変更が可能です。
そのままで「OK」を選択します。
037.PNG

この様に「個人用コンテンツ」の下に、CSVファイルのエントリーが作成されました。
このエントリーを用いて、次回以降にダッシュボード等のコンテンツを作成してみたいと思います。
038.PNG

以降を投稿しましたら、こちらにリンクを貼ります。

第一回:アカウントの作成
http://qiita.com/shinyama/items/6cb67ac7e82e9cd9c889

第二回:簡単なレポートの作成&データのアップロード
http://qiita.com/shinyama/items/af378eede10f9c61eec2

第三回:データモジュール
http://qiita.com/shinyama/items/c1b7908b2a8bed2c1523

第四回:Bluemix dashDBとの接続
http://qiita.com/shinyama/items/5407cf12bd5575f50c47

番外編:Cognos 10 BI と Cognos Analyticsの機能マッピング一覧
http://qiita.com/shinyama/items/484dc322c3cbdb2cda63

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