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【Unity】MMDモデルを使ってボールを蹴って物体を壊すゲームを作ろう!その4【基礎】

Last updated at Posted at 2014-03-28

目次

【Unity】MMDモデルを使ってボールを蹴って物体を壊すゲームを作ろう!
その1
その2
その3
その4
その5
その6(完結)

オブジェクトの配置

その3の続きになります。
ついにゲーム画面らしくSceneにモノを追加していく作業になります。
画面上段のSceneタブを押下してAnimator画面からScene画面に戻りましょう。

スクリーンショット 2014-03-28 14.07.45.png

床の追加

床はplaneやterrainツールなどでもいいのですが、
今回はcubeで作ります。
GameObject→Create Other→Cubeを押下し、cubeを作成します。

スクリーンショット 2014-03-28 14.08.01.png

作成したらInspectorを以下のように調整しておきましょう。
名前:Floor
Position : x 0 y -1 z 0
Scale : x 30 y 1 z 30

キャラクターの追加

gontaもすでに追加されているかもしれませんが、
追加されていなければ、D&Dして追加して下さい。
Inspectorの設定は
Position : x 0 y 0 z 0
にしておきましょう。
ここで一旦実行します。

スクリーンショット 2014-03-28 14.16.11.png

暗いですね。
ではライトを追加しましょう。

ライトの追加

GameObject→Create Other→Direction Lightを選択して、
ライトを追加します。
Position : x 0 y 10 z -10
Rotation : x 50 y -30 z 0
辺りでOKです。
実行してみるとライトの恩恵を受けて明るくなりました。

スクリーンショット 2014-03-28 14.19.07.png

キャラクターを動かそう

ようやくコードが書けます!長かったですね…。
スクリプトを組んでキャラクターを操作出来るようにしていきます。

Create→C# Scriptを選択して、csファイルを生成します。
名前はCharacterSetupとしました。

スクリーンショット 2014-03-28 14.20.03.png

ダブルクリックし、ファイルを開き以下のように記述してください。

CharacterSetup.cs
using UnityEngine;
using System.Collections;

public class CharacterSetup : MonoBehaviour {

	private float speed = 6.0f;
	private Vector3 moveDirection;
	private CharacterController character;
	// Use this for initialization
	void Start () {
		//Componentに登録されているCharacterControllerを取得します。
		character = GetComponent<CharacterController>();
	}

	// Update is called once per frame
	void Update () {
		// 上下キーが押されたら
		if(Input.GetAxis("Vertical") != 0){
			float varticalMove = Input.GetAxis("Vertical");

			moveDirection = new Vector3(0 , 0 , varticalMove);
			moveDirection = transform.TransformDirection(moveDirection);
			moveDirection *= speed;
		}

		// 左右キーが押されたら
		if(Input.GetAxis("Horizontal") != 0){
			transform.Rotate(0 , 100 * Time.deltaTime * Input.GetAxis("Horizontal") , 0);
		}

		character.Move(moveDirection * Time.deltaTime);
	}
}

もし、入力ミスがあった場合は、
コードエラーは以下のようにこじんまりと教えてくれますが、
Consoleタブを開けば詳細に見ることが出来ます。

スクリーンショット 2014-03-28 14.38.06.png

入力が出来ましたら、gontaにD&Dしてスクリプトを登録、そして実行!

キーボードの左右キーは効くのですが、上下に動きませんね…。
それもそのはず、スクリプトに書いたCharacterControllerが無いからです。
では、CharacterControllerをgontaに追加してあげましょう。
gontaを選択して、Inspectorの一番下にあるAdd Componentを押下。
Physics→Character Controllerを選択。

スクリーンショット 2014-03-28 22.45.42.png

これでCharacterControllerが追加出来ました。
ちょっと調整します。
Center : x 0 y 1 z 0
radius : 0.6
にします。

スクリーンショット 2014-03-28 22.47.35.png

Character Controller
上手く説明出来ないので詳しくは公式を見て欲しいですが、キャラクター制御用の判定を行う専用コンポーネント…という感じでしょうか。

スクリーンショット 2014-03-28 22.47.26.png

この外枠にあるカプセルコライダー型のものがCharacterControllerになります。

追加が終わったら早速実行します。
おお!上下キーも効くようになりましたね!

スクリーンショット 2014-03-28 22.50.08.png

しかし、このままではT字型のポーズで固まったまま移動しています。
というわけでその3まで作成していたAnimatorもつなぎこみます。

まずAnimatorSetupをgontaにD&Dします.
するとこのようにAnimatorコンポーネントに登録されます。

スクリーンショット 2014-03-28 22.52.12.png

そしてCharacterSetup.csを以下のように変更します。

CharacterSetup.cs
using UnityEngine;
using System.Collections;

public class CharacterSetup : MonoBehaviour {

	private float speed = 6.0f;
	private Vector3 moveDirection;
	private CharacterController character;
	private Animator animator;

	// Use this for initialization
	void Start () {
		//Componentに登録されているCharacterControllerを取得します。
		character = GetComponent<CharacterController>();
		animator = GetComponent<Animator>();
	}

	// Update is called once per frame
	void Update () {
		// 上下キーが押されたら
		if(Input.GetAxis("Vertical") != 0){
			float varticalMove = Input.GetAxis("Vertical");
			animator.SetFloat("speed" , varticalMove);

			moveDirection = new Vector3(0 , 0 , varticalMove);
			moveDirection = transform.TransformDirection(moveDirection);
			moveDirection *= speed;
		}

		// 左右キーが押されたら
		if(Input.GetAxis("Horizontal") != 0){
			transform.Rotate(0 , 100 * Time.deltaTime * Input.GetAxis("Horizontal") , 0);
		}

		character.Move(moveDirection * Time.deltaTime);
	}
}

たった三行追加するだけですね。

CharacterSetup.cs
private Animator animator;
animator = GetComponent<Animator>();
animator.SetFloat("speed" , varticalMove);

変更出来たら実行してみましょう!

shot.png

走ったー!gontaが走りました!お疲れ様です!

何故走るのか?

CharacterSetup.cs
animator.SetFloat("speed" , varticalMove);

キモはやはりここになります。
Animatorを作成した時にspeedというパラメータを作成したのを
覚えているでしょうか?
そこに値を渡している、という処理になるのですが、
値を渡すだけでtransitionが働き、自動でIdle→Forwardと状態遷移を行ってくれます。
もちろんIsAttackというフラグを新たに作って攻撃遷移を作ったり、
ジャンプモーションなんか作る場合も、Animatorにパラメータを追加、cs側で値を受け渡すだけでOKです。
別のcsファイルからでも値を渡すだけ、別のゲームにAnimatorを持って行って値を貰えばその状態遷移が出来る、と再利用性の高さが最大のメリットだと思います。

その5につづく

次はゲームステージの作成と当たり判定などをやります。
今回長かった。分割すれば良かったかな。
多分その6ぐらいまで続きます…。

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