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Tuple(組)とは
Tupleとは複数の値をひとつの型として扱うことができる型である。
(変数, 変数,・・・)
という書き方で使うことができる。
試してみる。
import UIKit
var bob = (28, "Rock")
println(bob.0)
println(bob.1)
var bob = (28, "Rock")で
Int型とString型を扱う変数bobというTupleを定義している。
その後の行はTupleが持っている変数へのアクセス方法を示しています。
変数bobが持っている値を個別に変更することもできる。
import UIKit
var bob = (28, "Rock")
println(bob.0)
println(bob.1)
bob.1 = "Jazz"
println(bob.1)
変数bobが持っている値を変更させたくなければ、
varではなく、letで変数を定義すればよい。
import UIKit
let bob = (28, "Rock")
println(bob.0)
println(bob.1)
bob.1 = "Jazz"
println(bob.1)
変更しようとするとコンパイルエラーとなる。
上記例では変数bobが持っている値は
型推測によって型が決められている。
もし、型を指定したい場合は下記のようにする。
import UIKit
var bob:(Int, String) = (28, "Rock")
println(bob.0)
println(bob.1)
他にも方法がある。
import UIKit
var bob1:(Double, String) = (28, "Rock")
println(bob1.0)
println(bob1.1)
var bob2 = (Double(28), "Rock")
println(bob2.0)
println(bob2.1)
var bob3 = (28.0, "Rock")
println(bob3.0)
println(bob3.1)
組(Tuple)を個別の変数に展開する
変数bobが持っている値をage,genreにそれぞれ展開する。
import UIKit
var bob:(Int, String) = (28, "Rock")
println(bob.0)
println(bob.1)
var (age, genre) = bob
println(age)
println(genre)
age = 11
組(Tuple)が持っている値に変数名をつける
ひとつめの値にage,ふたつめの値にgenreという名前をつける。
import UIKit
var bob = (age:28, genre:"Rock")
println(bob.age)
println(bob.genre)
println(bob.0)
println(bob.1)
bob.0といったアクセスから、bob.ageというように
この名前をつかってアクセスすることができる。
今回はここまで。
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