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スパゲッティから脱出!iOS開発における遷移の問題をすっきり解決する便利ルーティングライブラリをご紹介

Last updated at Posted at 2014-03-17

by @mixiappwchr

みなさん、最近はstoryboardを使ってバリバリ開発していることと思いますが、調子に乗っているとこのようになったりしませんでしょうか?

スクリーンショット 2014-03-17 10.08.33_120.png

複雑過ぎでどうなっているかわかりません。。。!

storyboardのsegueは直感的でわかりやすいのですが、そのままsegueでの遷移ばかり使っているすぐにスパゲッティなviewになります。
適切に複数のstoryboardに分けたり、xibとの使い分けを行えば良いのですが、めんどくさかったりします。

そもそもiOSの開発において画面を遷移するパターンは様々です。

  • navigationControlerへのpush
  • presentViewControllerでの表示
  • view単体でのaddSubview
  • 外部アプリからのscheme起動、またはその逆

これらの概念をもっとすっきりしたい、、そうだ!僕らにはあれがあるじゃないか!と思い立ち,ライブラリを作りました。

MYRoutes

このライブラリは,web service開発では当たり前で使っているroutingの概念をiOS開発にも持ち込んで、
遷移の問題を単純化しようというライブラリです。
それだけでなく、遷移に関するコードをシンプルにまとめあげています。

 [[MYRoutes shared] loadRouteConfig:@[
      @[@"/nib/:message" ,@{@"nib":@"XIBTestViewController",@"class":@"MYViewController"}],
      @[@"/storyboard/first/:message" , @{@"storyboard":@"Main",@"identifier":@"First"}],
 ]];

とルーティングの設定を行っておくと

 [[MYRoutes shared] dispatch:[NSURL URLWithString:@"/nib/hello?category_id=1"]]

とURLを渡してあげると,設定にそってViewを表示してくれます。

パラメーターも当然URLから引き渡すことができ,

 @[@"/nib/:message" ,@{@"nib":@"XIBTestViewController",@"class":@"MYViewController"}],

と設定されていると:messageといった記述をパラメーターをキャプチャする設定となり

[routes dispatch:[NSURL URLWithString:@"/nib/hello?category_id=1"]

といったURLは指定のViewControllerにmessageプロパティに@"hello"がセットされた状態で表示されます。
またquery からも設定することができ,この場合はcategoryIdに@"1"がセットされます。URLなのでスネークケースで書くことが多いと思いますが、自動でキャメルケースに変更してsetします。

当然URL schemeからの起動にそのまま対応することができ

- (BOOL)application:(UIApplication *)application openURL:(NSURL *)url
sourceApplication:(NSString *)sourceApplication annotation:(id)annotation
{
    // dispatch from url scheme. example xxxx://tweet/view/id
    return [[MYRoutes shared] dispatch:url ];
}

とAppDelegateよりURLを渡してあげれば、適切に処理することが可能です。なによりコードが煩雑にならずにRouting設定で管理することが可能です。

逆に外部のアプリケーションの起動も同じくURLを渡せばOKです。

[routes dispatch:[NSURL URLWithString:@"http://www.yahoo.co.jp"]]

その他にも、URLからのルーティングではない、呼び出し方を便利にするメソッドも用意しています。

例えば、pushしたい場合にパラメーターもつけたい場合

NSDictionary *params = @{@"message":self.messageTexfield.text};
[routes pushViewController:@"ViewControllerIdnetifier" withStoryboard:@"StoryboardName" withParameters:params animated:YES completion:nil];

と書くことでセットしたDictionaryのパラメータをもたせてpushすることが可能です。
またpush先のnavigationControllerは自動判別するため、現在のnavigationControllerが取得できない場所でも起動ができます。

まだ、カッとなって作ったばかりなので機能が貧弱でcocoapodsにも最新版がインデックスされてないのですが、よければ使ってみてください!

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