シェルについての知識は浅いですが、今読んでる本の気になったところをメモしておきます。
・シェルにはいくつかの種類があるがスクリプトを書くときは、どのマシンも搭載しているBシェルで書こう。
・スクリプトファイルの冒頭の一行目を"#!/bin/sh"にすることでBシェルで実行される。また、何も書かなければ現在使用中のシェルが自動的に選択される。
・今までよく見る機会はあったが使うこともあまりなかった"chmod"はファイルのアクセス権変更のためのコマンド。オプション・使用例はhttp://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060227/230728/?rt=nocnt
・シェルでは改行(エンターキー)ごとに一つのコマンドが実行される。二行に分けて書くなら"\"で区切れる。
・一つの行に複数コマンドを記述する場合は";"でコマンドごとに区切る。
・シェルではC言語などとは違い0が真、それ以外は偽。
・"|": パイプラインは左側コマンドの実行結果を右コマンドの入力として処理する。
・"&"をコマンドの後ろにつけるとバックグラウンドで実行。バックグラウンドはサブシェルであるためサブシェル上で実行される。Ex:"make &" オプションは"&"の前か後かがわからない。
・"||"は左側コマンド失敗時のみ右側コマンドを実行。
・"&&"は左側コマンド成功時のみ右側コマンド実行。
・"()"でコマンドを囲むとサブシェルで実行するので現在使用しているシェルで作業を続けれる。
・"{}"でグルーピングすることでコマンドの結果をひとまとめに表示可能。コマンドごと";"で区切る(最後のコマンドも)。
・"test"コマンドはよくわからないが"[]"で代用可能で中にはオプション・引数が入る。
参考資料:入門UNIXシェルプログラミング 改訂第2版 第1章(発行所:SBクリエーティブ株式会社)
余談: まだこの本は読み始めたばかりですがかなり読みやすく楽しめるので、シェルスクリプトに興味のある方はぜひ購入を検討して良いと思います。
シェルスクリプト その2
シェルスクリプト その3
シェルスクリプト その4
シェルスクリプト その5
シェルスクリプト その6
シェルスクリプト その7