今回はコマンドについてのメモです。
・コマンドの基本的な書き方" command [option] [parameter] "
・オプションは一文字のアルファベットでハイフン(-)をその前に置く。
・複数オプションは個別に書けるがまとめて書くようにしよう。例:"-abc"(順不同)
・引数を確実に認識させるには引数の前に"--"を書くこと。
・"getopt"コマンドはオプションの解析やチェックに使用。今のところ必要性は感じないが後に必要になれば復習したい。
・フィルタコマンドは標準入力からデータを受け取り変更を加えて標準出力に書き出す。
メリット:複数経由させることで複雑なデータ変換処理ができる。
・"sed"コマンドは標準入力からデータを受け取り編集後の結果を標準出力に書き出す。
メリット:編集方法をコマンド行に書ける。
実例: $sed -e "s/abc/def" infile > outfile
・"s"から始まることで認識するためクォテーション内の"/"は"."などに変えても良い。
・実例では上から検索をかけて一番目に見つけた"abc"という文字列を"def"という文字列に置き換える。
・"s"はsabstitute(置き換え)のこと
・"-e"オプションはその後の文字列が編集用コマンドだと指定する
・すべての同一の文字列を検索して置き換えるときはクォテーションの最後に"g"をつける。
実例: "s/abc/def/g"
・"-n"オプションは支持した行だけを標準出力に出す。
参考資料:入門UNIXシェルプログラミング 改訂第2版 第6,7章(発行所:SBクリエーティブ株式会社)
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