私にとって8章は実用性が低かったので興味を持ったところだけをメモします。
・exprは通常シェルで処理できない数値を扱うためのコマンド。
・符号として+、-。expressionとして+、-、*、/、%がつかえます。
注:*は特殊文字として認識されるのでクォーティングかバックスラッシュで回避。
・浮動小数点を含む計算は、scaleで小数点何位までを出力するか指定してパイプラインでbcコマンドとつなぐ。
例:echo "scale=n; #1 + #2 " | bc
・16進数を10進数にコンバートするコマンドはdcだがよく使い方がわからない。逆も可能。
・変数内の文字列を連結するには、ただ変数を並べるだけ(\$F\$O\$O)、直接文字列を繋げたいときは変数の境目を認識させるため{}で変数名を囲う(\${F}oo)。
・" \$expr "string" : '.*' "の":"は先頭から何文字が同じかパターンマッチングしてくれる。'.*'はどのような文字列でも先頭から最後まで正しくマッチングしてくれるため文字列の長さを測れる。ただし1文字のときはエラーになるのでケース文で回避する。
・cutコマンドは文字列のn番目からm番目までを取り出してくれる。
参考資料:入門UNIXシェルプログラミング 改訂第2版 第8章(発行所:SBクリエーティブ株式会社)
余談:8章は先にも書いたように今のところあまり重要ではないです。もう少しシェルスクリプトを書く機会が増えれば復習のために読みたいと思っているので、この投稿もアップデートするかもしれません。
シェルスクリプト その1
シェルスクリプト その2
シェルスクリプト その3
シェルスクリプト その4
シェルスクリプト その5
シェルスクリプト その6