はじめに
- 会社でAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトの資格に報奨金がついたので、こっそり獲ってきた訳ですが、こういうことはキチンと報告すべきなので、Qiitaに合格するために必要と思われる感想を投稿しておきます。
- 近頃、自社のメンバーがキチンと記事で投稿してるから、それに乗った訳ではありません。
AWSと私
- AWSについては、東京リージョンローンチ時のイベントで目黒オフィスに伺ったり、まだ社内でもAWSが浸透していない当時に社内でVPC使ったsugarCRMの構築方法勉強会を主催したりと、わりと初期の段階から信仰心を持って生きてきました。
- 今回の合格もきっとその信仰心の賜物なんだと思われます。
私のスペック(全般)
-
こちらに簡単な紹介があります。
- 上記だとownCloudを始めとするOSS関連の技術調査、啓蒙活動が主な業務だそうです。
- 新卒からOracleメインのシステム管理を7年くらいやってて、その後はシステム開発ざっと7年くらいですが今のジャンルは定まってません。
私のスペック(AWS)
- AWS Blogはチェックしてます。
- Googleアラートのキーワードに「AWS」は含まれてます。
- 検証で1案件、業務で1案件、自社ソリューションで1案件をこなした以外は、ちょこちょこ遊び(検証)で触ってる感じです。
- つまり上記まともな3案件以外は遊びが大半です(それを遊びと呼ぶのなら)
- こなした3案件の中では、AutoScaling扱った案件が凄まじく試験に活きたので、構成交えて紹介しておきます。
こなした3案件
ownCloud検証 on AWS
- ownCloud×GlusterFSで分散ストレージを用いたオンラインストレージ環境構築WPはこちら
- EC2(nginx)、RDS、VPC、ELB、ElasticCache
- RDSのパフォーマンスが凄まじいことを知る。
AutoScale環境でのECサイト構築 on AWS
- 某家電メーカー様のECサイトをAutoScaling構成で構築
- EC2(apache)、RDS、S3、VPC、ELB、ElasticCache、AutoScaling、SES....
- 後述しますが、この業務でAutoScaling構築しといてよかった。本当よかった。
自社ソリューション Trackrr.io
- 「誰でも作れる 誰でも使える」というコンセプトのIoT/GPSトラッキングプラットフォームをAWSで構築。
- 紹介ページはこちらから(2016/7現在 α版)
- ゴリゴリにサーバレスアーキテクチャで構成したので、今回の試験の範囲を超えてる感があります。
受験準備
Web問題集
- AWS WEB問題集で学習しようを20時間くらいかけて1周実施。
- 問題の答えに貼られているリンク先がタメになるので必ずチェックした方が良い感じです。
- リンク先にはAWS Black Beltが多用されてるので、AWS Black Beltは確認するのが良いんだと思われます。
模擬試験
- 試験当日 1時間前に受験。
- 尚、本試験1時間前に受けても、リカバる時間ないし意味ないです。
- 模擬試験は、受験準備を始める前に1度受験して試験問題の感覚と自身の知識レベルを知るのに良いでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
1.0 Designing highly available... | 91% |
2.0 Implementation/Deployment | 100% |
3.0 Data Security | 75% |
4.0 Troubleshooting | 50% |
結果 | 85%(合格) |
本試験
- 70%で合格でしたが、これはAWSを実際に触ってないと、なかなか難しいです。
- Troubleshootingは、実際の構築でハマったことがそのまま出題されたイメージで、ここで75%取れたのが大きいです。
- 試験中、頭ガッツリ使うので試験後すごく疲れます。体調管理も重要です。
- あ、試験当日は身分証を2枚持ってくことを忘れずに...前日までに試験の説明良く読みましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
1.0 Designing highly available... | 66% |
2.0 Implementation/Deployment | 83% |
3.0 Data Security | 72% |
4.0 Troubleshooting | 75% |
結果 | 70%(合格) |
感想
- オススメの勉強方法としては、実際に手動かして遊ぶ(検証)ことだと感じました。
- 直近の業務でAutoScaling触ってたのですが活きました。実務経験あると絶対有利です。
- 紹介したAutoScaling構成を1度でも遊びでも自分の手で構築するのが良いと思います。
- EC2, IAM, S3 はそれなりに細かいことを知っていた方が良いです。
- EBSにtypeがあること知っていながら、避けて生きてきた私にとってAWS WEB問題集で学習しようは、AWSの基本を抑える意味で大きかったです。
- DynamoDB, SWF, SNS, SQS, Trusted Advisor はサービスの特徴を知っていた方が良いです。
- Route53については、DNSのレコードの基本について知っといた方が良いです。
- こんなワークショップも手を動かして本質知れるので良さそうです。
- ということで、ありきたりな感想しか思いつきませんでしたが参考になれば幸いです。
- 自分的にはこれでre:Inventに行かせてもらう口実ができました。
変更履歴
- 2017-04-22 リンク切れ修正 こちら