初めに
前回の記事ではvagrantを用いてcentOSを立ち上げ、PHPの開発環境を構築しました。
今回はcentOSにmysqlをインストールします。
次回の記事でPHPからmysqlを利用し、テーブルから情報を取得して
ブラウザで確認したいと思います。
ステップ1→vagrantを用いたPHPの環境構築
ステップ2(本記事)→centOS6.5にmysql5.6をインストールする
ステップ3→PHPからmysqlの操作
前提条件
- 前回の記事を読んでいる
- vagrantを用いてcentOSを立ち上げ済み
開発環境
- OS X Yosemite
- Windowsでも動作確認済み
1.mysqlの確認、削除
centOSにログインをし、centOSにデフォルトでmysqlが入っているか確認します。
$ rpm -qa | grep mysql
mysql-libs-5.1.73-3.el6_5.x86_64
等表示される場合、mysql5.6をインストールする時競合するため削除します。
$ sudo yum remove mysql*
2.mysqlのインストール
次にmysqlをインストールします。
$ sudo yum install http://dev.mysql.com/get/mysql-community-release-el6-5.noarch.rpm
$ sudo yum install mysql-client mysql-server
インストールが終わったら確認します。
$ rpm -qa | grep mysql
mysql-community-release-el6-5.noarch
mysql-community-server-5.6.20-4.el6.x86_64
mysql-community-common-5.6.20-4.el6.x86_64
mysql-community-client-5.6.20-4.el6.x86_64
mysql-community-libs-5.6.20-4.el6.x86_64
等表示されたら成功です。
mysqlのバージョンを確認。
$ mysql -version
mysql Ver 14.14 Distrib 5.6.20, for Linux (x86_64) using EditLine wrapper
上記のようにバージョンが表示されると思います。
3.mysqlにログイン
次にmysqlにログインしたいと思います。
まず、mysqlを起動します。
$ sudo /etc/init.d/mysqld start
次に
$ sudo mysql -uroot -p
でログインします。
自分がMAC環境で行った時はパスワードは求められませんでした。
しかし、Windows環境ではパスワードを求められました。(調査中)
パスワード求められた場合は何も打たずエンターを押してしてログインしてください。
ログインが終わったらまず、パスワードを設定します。
$ mysql> set password = password('New Pass');
New Pass -> 新しいパスワード
4.mysqlに自動起動の設定
最後にmysqlをOSが立ち上がった時に自動で起動するように設定をします。
まずmysqlからログアウトします。
$ mysql> exit
ログアウトしたら、下記コマンドを打ってください。
$ sudo chkconfig mysqld on
これで設定は終わりです。
確認のため下記コマンドを打って
$ sudo chkconfig | grep mysql
mysqld 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
と表示されたら成功です。
終わりに
これでcentOSにmysqlのインストールは終わりです。
次回はPHPからmysqlを操作したいと思います。