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PHPからmysqlの操作

Last updated at Posted at 2015-07-25

初めに

前回の記事では centOSにmysqlをインストールしました。

今回はPHPを利用してmysqlのデータを操作したいと思います。

ステップ1→vagrantを用いたPHPの環境構築
ステップ2→centOS6.5にmysql5.6をインストールする
ステップ3(本記事)→PHPからmysqlの操作

前提条件

  • 前回の記事を読んでいる
  • centOSにmysql,PHP,Apacheをインストール済み

開発環境

  • OS X Yosemite
  • Windowsでも動作確認済み

1.開発環境構築

まず、PHPでmysqlを扱うためphp-mysqlをインストールします。
centOSにログインして、下記コマンドを打ってインストールします。

$ sudo yum install php-mysql

2.mysqlにデータの挿入

次にmysqlにDBを作成し、テーブルを作りデータを挿入していきます。
mysql起動してない場合は起動してログインします。

$ sudo /etc/init.d/mysqld start

で、起動。

$ sudo mysql -uroot -p

でログインします。

ログインしたらまず、データベースを作成します。

$ mysql> create database NAME;

NAME -> データベースの名前

(例)

$ mysql> create database testdb;

Query OK, 1 row affected (0.00 sec)

と表示されたら成功です。
データベースを作成したら、作成したデータベースを利用することを宣言します。

$ mysql> use NAME;

NAME -> データベースの名前

(例)

$ mysql> use testdb;

Database changed

と表示されたら成功です。

次にデータベースにテーブルを作成します。
今回はidとnameを持ったtest_tableを作成します。

$ mysql> create table test_table(id int(11),name varchar(255));

Query OK, 0 rows affected (0.02 sec)

と表示されたら成功です。
つぎにデータをテーブルに挿入します。

$ mysql> insert into test_table values(1,'testname');

Query OK, 1 row affected (0.00 sec)

と表示されたら成功です。挿入されたデータを確認します。

$ mysql> select * from test_table;

+------+------------+
| id | name |
+------+------------+
| 1 | testname |
+------+------------+
1 rows in set (0.00 sec)

と表示されると思います。

3.PHPからmysqlの操作

次にPHPで作ったテーブルの情報を取得したいと思います。
mysqlからログアウトし、/vagrant/htmlに移動します。

$ mysql> exit
$ cd /vagrant/html

次にmysql_sample.phpを作成します。

mysql_sample.php
<?php
	//mysqlに接続
    $link = mysql_connect('localhost','root','pass');
    //DBの選択
    $db_selected = mysql_select_db('testdb',$link);
    //SQL文の発行
    $result = mysql_query('select * from test_table');
    //結果を連想配列に変換
    $row = mysql_fetch_assoc($result);
    //表示
    var_dump($row);
    //close処理
    $close_flag = mysql_close($link);
?>
$link = mysql_connect('localhost','root','pass');

pass -> は自分が設定したパスワードを入力してください。

mysql_sample.phpを作成したら

$ php mysql_sample.php

でPHPファイルを実行します。


array(2) {
  ["id"]=>
  string(1) "1"
  ["name"]=>
  string(5) "testname"
}

先ほどテーブルに挿入した情報が表示されたら成功です。

4.ブラウザで確認

次にブラウザでデータを確認したいと思います。
まずmysql.sockの設定をします。

$ mysql_config --socket

/var/lib/mysql/mysql.sock

でmysql.sockの場所を確認します。
次に、php.iniにmysql.sockの追記をします。

$ sudo vi /etc/php.ini

mysql.default_scoketで検索をすると1100行目あたりに

mysql.default_scoket =

と記述されているので、mysql.sockの場所を追記します。

追記後

mysql.default_scoket = /var/lib/mysql/mysql.sock

これで設定は終わりです。/vagrant/htmlに移動してmysql_sample2.phpを作成して
ブラウザから確認します。

$ cd /vagrant/html
$ vi mysql_sample2.php
mysql_sample2.php
<html>
<body>
<?php
    $link = mysql_connect('localhost','root','pass');
	$db_selected = mysql_select_db('testdb',$link);
	$result = mysql_query('select * from test_table');
	$row = mysql_fetch_assoc($result);
	echo '<pre>';
	var_dump($row);
	echo '</pre>';
	$close_flag = mysql_close($link);
?>
</body>
</html>

先ほどのmysql_sample.phpにhtmlタグとbodyタグを追加し、
整形して表示するためpreタグで囲います。

Apacheを立ち上げ、192.168.33.10/mysql2_sample.php
にアクセスしてみましょう。

array(2) {
  ["id"]=>
  string(1) "1"
  ["name"]=>
  string(5) "testname"
}

ブラウザからテーブルの値を確認できると思います。

5.終わりに

以上でPHPからのmysqlの操作の記事は終わりです。
これでLAMPの環境が揃ったので、好きなだけ開発ができます。
次回の記事は未定になります。

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