概要
Cognos Analytics 11.0.6が2017年3月17日にリリースされました。
以下の新機能の概要が、リンク先のサイトにまとまっています。
The Latest Release of Cognos Analytics is here!
https://www.ibm.com/communities/analytics/cognos-analytics-blog/the-latest-release-of-cognos-analytics-is-here/
Mapping enhancements
・Pitney Boes との連携が可能となった。
・郵便番号のマッピングが可能となった。
・5階層レベルの境界線が表現できるようになった。(国・州・市町村、など)
※こちらもご参照下さい。
http://qiita.com/shinyama/items/9a904ac574fb4b5b5851
Dashboarding enhancements
・OLAPパッケージがサポートされるようになった。DMR、TM1、PowerCubeなどが、ダッシュボードで使えるようになった。
・1階層下へのドリルダウンだけでなく、複数階層下へのドリルを行うナビゲート機能にも対応している。
・ダッシュボード内のコンテンツは、自動的に相互作用するが(グラフの特定のバーをクリックすると、別のクロス集計が絞り込まれる、など)、相互作用する範囲をグループとして指定して、制限する事ができるようになった。
・ナビゲーションパスが、メタデータツリーにも表示されるようになってわかり易くなった。
・チャートで「色の濃さ」を別の数値データで表現できるようになった。
※こちらもご参照下さい。
http://qiita.com/shinyama/items/e9f486d7462d4d7606bd
Portal enhancements
・実行中のレポートやダッシュボードから、URL表示やiFrame組み込みの文字列を表示できるようになった。
・カスタムUIの作成が、11.0.5ではJSONファイルに定義を記載していたが、11.0.6ではAdministrationのメニューから実装可能になった。
・レポート・ビュー、レポート・ショートカットが作成できるようになった。
Storytelling enhancements
・フェードやスライドのアニメーションが拡張された。
・Pinを行うと、自動的に使用しているデータアイテムからPinが命名され、名称で検索ができるようになった。
・タイムラインの帯に自動的に名称が付与され、並び替えができるようになった。
・テンプレートの変更が可能になった。
Reporting enhancements
・インタラクティブ・ビューアーのパフォーマンスや機能が向上した。
・LineageやBusiness Glossaryがサポートされた。
・ヘッダー固定の機能が、プロパティで詳細に指定できるようになった。
・データ・モジュールの機能の中でクエリーレベルの編集ができるようになった。
・テンプレートやスタイルの拡張
TemplatesフォルダやStyleフォルダにレポートを保存すると、レポートの新規の作成時にテンプレートやスタイルとして再利用できるようになった。
Support for Planning Analytics
・ダッシュボードでTM1やPlanning Analytics 2.0がサポートされるようになった。
・Planning AnalyticsへのREST API接続が可能になった。
Data server enhancements
・データソース接続の際に、JDBC URLエントリーの指定が可能になった。
11.0.5、11.0.4の新機能は、こちらからご参照下さい。
Cognos Analytics 11.0.5 新機能一覧
http://qiita.com/shinyama/items/a0f764020ce0a42eb555
Cognos Analytics 11.0.4 新機能一覧
http://qiita.com/shinyama/items/4279ac7d32f54362d2c8