#目次
1.OpenPoseを動かしてみた。
2.OpenPoseチュートリアルのソースコードを読む。
3.WindowsでOpenPoseを動かしてみた。
4.OpenPoseのFace Estimationを動かしてみた。
5.OpenPoseのHand Estimationを動かしてみた。
##目的
UbuntuでOpenPoseを動かしてみたに続き、Windows版OpenPoseが公開されたため
WindowsでOpenPoseのデモを動かす手順を説明する。
OpenPose:
https://github.com/CMU-Perceptual-Computing-Lab/openpose
##環境
以下の環境で動作確認した。
・Windows10 (64bit)
・CUDA-8.0
・cuDNN v5.1
・Python2.7.13
GPU:NVIDIA GeForce GTX1050
###WindowsでOpenPoseのデモを動かす手順
まずは、CUDA-8.0・cuDNN 5.1・Visual C++ 2015のランタイム・Python2.7.13をインストールする。
####CUDA-8.0
デフォルトのインストール場所「C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v8.0」に入れること。
デフォルトでない場合は、 Visual Studioの設定を変える必要がある。
####cuDNN 5.1
ユーザー登録して、「cuDNN v5.1 (Jan 20, 2017), for CUDA 8.0」→「cuDNN v5.1 Library for Windows 10」をダウンロードする。ダウンロードしたファイルを解凍して、「C:\Program Files\NVIDIA GPU Computing Toolkit\CUDA\v8.0」以下にcudnn64_5.dll/cudnn.h/cudnn.libをコピーする
####Visual C++ 2015ランタイム or Visual Studio 2015 Community
Visual C++ 2015のランタイムをインストールする。
開発をするなら、Visual Studio 2015 Communityをインストールしてもよい。
####Python2.7.13
Python 2.7.13を C:\Python27 (default)へインストール
###DEMOの実行
コンパイル済みのDEMOの実行ファイルをダウンロード・解凍する。
http://posefs1.perception.cs.cmu.edu/OpenPose/OpenPose_demo_1.0.1.zip
####1. サンプル動画で動かしてみる
cd openpose_1.0.0rc2
.\bin\OpenPoseDemo.exe --video examples\media\video.avi
####2. Webカメラで動かしてみる
cd openpose_1.0.0rc2
.\bin\OpenPoseDemo.exe
####3. サンプル静止画で動かしてみる
cd openpose_1.0.0rc2
.\bin\OpenPoseDemo.exe --image_dir examples\media\
####追加ライブラリのコンパイル
OpenPoseのWindows branchをCmake・Ninjaをインストールした上で、コンパイルする手順を記載する。
####Cmakeのインストール
Cmakeをインストールし、Windowsの環境変数に登録する。
システムのプロパティ→詳細設定→環境変数→Pathに「C:\Program Files\CMake\bin」を追加
####Ninjaのインストール
Ninjaをダウンロード、「C:\Program Files\CMake\bin」にコピーする
###OpenPoseのWindows branchからダウンロード
OpenPoseのWindows branchをダウンロード、「C:\openpose」に設置する。
cd C:\openpose\3rdparty\caffe\caffe-windows.
scripts\build_win.cmd