はじめに
この文書は、LXDの開発者の一人であり、Ubuntu/CanonicalでUbuntu Serverなどの開発に携わっているStéphane Graberが2016年に投稿した「LXD 2.0: Blog post series」の一連の記事を翻訳したものです。
翻訳の際に追記したものは「(訳注:……)」と表記するか、「(訳注1)」という形で記事の最後に説明を追加しています。文書の中の一人称はすべて原文の執筆者であるStéphane Graberを指します。文書の体裁はQiitaのMarkdownにあわせて原文から若干変更しています。
この文書のライセンスは原文と同じく、Creative Commons BY-NC-SA 2.5のもとに提供されています。
LXD 2.0: Blog post series [0/12]
LXCとLXD、それにLXCFSのバージョン2.0のリリースが近づいています。良い機会ですので、1年半前に開始したLXDプロジェクトに導入されたすべての機能を語ることにしましょう。
2年前に行ったLXC 1.0のブログシリーズ(日本語翻訳記事)と同じように、ブログへの投稿という形で連載します。
予定されている項目は次のとおりです:
- LXD 2.0: LXDについて [1/12]
- LXD 2.0: LXDのインストールと設定 [2/12]
- LXD 2.0: 最初のLXDコンテナ [3/12]
- LXD 2.0: リソースの管理 [4/12]
- LXD 2.0: イメージの管理 [5/12]
- LXD 2.0: リモートホストとコンテナマイグレーション [6/12]
- LXD 2.0: LXDの中でDocker [7/12]
- LXD 2.0: LXDの中でLXD [8/12]
- LXD 2.0: ライブマイグレーション [9/12]
- LXD 2.0: LXD and Juju [10/12]
- LXD 2.0: LXD and OpenStack [11/12]
- LXD 2.0: Debugging and contributing to LXD [12/12]
来月半ばのUbuntu 16.04のリリースに向けて、毎週二つずつほど掲載していきたいと考えています。
もし上記の投稿を待ちきれず、LXDを試してみたいのであれば、オンラインのデモページからLXDとそのガイドツアーを体験できます。