83
80

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

KobitoのファイルをDropboxで同期とる(Kobito2.2.0)

Last updated at Posted at 2017-07-14

注意(2017/07/14追記)

最新のKobito(2.3.8)ではこの方法で上手く同期が取れなくなっていたのを発見したので注意してください。
少し調べてもうまいやり方が見つからなかった結果自分がどうしたかはこちら

背景

いざというときのために、Kobitoで作成したファイルもクラウド上に保存しておきたい。または、複数のMacで同じファイルを利用したい。
そのような需要に答える方法は以前からあった。しかし、最近のKobitoのバージョンアップにより(?)、従来の方法でのバックアップではエラーが出たので、最新のバージョンに対応させた方法をメモしておく。

環境

  • MacOS X 10.9.2 (Mavericks)
  • Kobito 2.2.0

過去バージョンとの違い

Kobitoのファイル置き場

これらのファイルが置いてあるディレクトリが変更になった。

$ ls -1
Kobito.db
Kobito.db-shm
Kobito.db-wal
Kobito.db.2020000.bak

従来

~/Library/Kobito/

2.2.0

~/Library/Containers/com.qiita.Kobito/Data/Library/Kobito/

シンボリックリンクでは動作しなくなった

従来は「Dropbox - Qiita投稿フリークに贈る、Kobitoのデータを複数Macで同期する方法 - Qiita」のように、DropboxにDBの本体ファイルを置いてKobito側のディレクトリからシンボリックリンクを張ればよかった。しかし2.2.0では、シンボリックリンクからDBファイルを開こうとすると、読み込みエラーになってしまう。そこで、 シンボリックリンクではなくハードリンクを利用する。

バックアップを作成する設定

Dropbox内、~/Dropbox/Kobito/というディレクトリにバックアップをとる例を示す。
※操作に失敗してもいいように、事前にコピーをとっておいてください。

まず、Dropbox側にディレクトリを作成し、DBファイルをDropbox側のディレクトリに移動。

$ mkdir -p ~/Dropbox/Kobito
$ mv ~/Library/Containers/com.qiita.Kobito/Data/Library/Kobito/* ~/Dropbox/Kobito/

そして、必要なファイルにハードリンクを張る。

$ cd ~/Library/Containers/com.qiita.Kobito/Data/Library/Kobito/
$ ln ~/Dropbox/Kobito/Kobito.db-wal Kobito.db-wal
$ ln ~/Dropbox/Kobito/Kobito.db-shm Kobito.db-shm
$ ln ~/Dropbox/Kobito/Kobito.db Kobito.db

これで、Dropbox側に置いたファイルが自動的に同期されるはず。
DBファイルが更新されるタイミングはQiitaを終了させたタイミングなので注意。なぜ保存を実行したタイミングでないのかは謎・・・。

参考

Dropbox - Qiita投稿フリークに贈る、Kobitoのデータを複数Macで同期する方法 - Qiita
http://qiita.com/zaru/items/065712232f3035a315cc

83
80
3

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
83
80

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?