Qiitaの投稿楽しいですよね。知識の整理になるし、公開するときに改めて調べなおしたりして、より深い知識がついたりするし。ストックしてくれたり、コメントで指摘してくれたり。そんなQiita投稿を支える最強アプリKobitoさん。これがあるから継続できる的な所あります。だけど1つだけ問題があるんです。
会社のMacで書いた下書きが、自宅のMacでは編集できない!
そう。複数のMac端末ではKobitoの非公開ドキュメントは同期されないのです。いつでもどこでもQiitaに投稿したい!っていう欲望に勝てず、今回どうにか同期できないか試してみました。
大前提
めっちゃ非公式なやり方であり、かつ微妙な方法でもあるので用法用量を守って的なというより自己責任でお願いします。
- 検証Kobitoバージョン : 1.9.2
- 実行前には、Kobitoを終了させておく
Dropboxでデータ同期する
簡単です。Dropboxっていう強い味方がいるので、そこにデータを置いてKobitoから参照させればいいんです。
Kobitoのデータ場所
KobitoのデータはSQLiteで管理されています。場所は
- /Users/ユーザ名/Library/Kobito
ここです。この中に4つのファイルがあります。
- Kobito.db
- Kobito.db-shm
- Kobito.db-wal
- Kobito.db.1.9.2.bak
KobitoのデータをDropboxへ
DropboxにKobitoディレクトリを作って、SQLiteのファイルたちを移動させます。そして、元々あったライブラリにシンボリックリンクをはるだけです。
$ cd ~/Dropbox
$ pwd
/Users/ユーザ名/Dropbox
$ mkdir Kobito
$ cd Kobito
$ mv ~/Library/Kobito/* ./
$ cd ~/Library/Kobito/
$ ln -s ~/Dropbox/Kobito/Kobito.db Kobito.db
$ ln -s ~/Dropbox/Kobito/Kobito.db-shm Kobito.db-shm
$ ln -s ~/Dropbox/Kobito/Kobito.db-wal Kobito.db-wal
$ ln -s ~/Dropbox/Kobito/Kobito.db.1.9.2.bak Kobito.db.1.9.2.bak
この作業を、他のMacでも行えばDropbox経由でデータが同期されるはずです。問題は、オフライン時に差分が生じた時、上書き合戦になるであろう…という。まぁ、運用を間違えなければ、とりあえず大丈夫でしょう。おそらく。
というわけで、楽しいQiita投稿生活を。