##| はじめに
ここでは公式リファレンスを参考に説明しています。
ただ、バージョンや環境等により若干挙動が異なるかもしれませんが、その点についてはご容赦ください。
また、その他のdockerサブコマンドについてはこちらに記載していますので、もしよければ参考にしていただければと思います。
##| 使い方
pauseサブコマンドによってSTATUSが(pause)となったコンテナの一時停止を解除をします。
使い方
使い方: docker unpause CONTAINER [CONTAINER...]
CONTAINERに入る値は"CONTAINER ID"または"NAMES"のどちらを指定しても良く、連続して指定することで複数コンテナの一時停止解除を同時に実行できます。
まずは現在のコンテナ情報を確認してみます。
コンテナ情報確認
$ docker ps
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
3bf2eb952ea0 ubuntu "/bin/bash" 36 hours ago Up 36 hours (Paused) hopeful_brown
STATUSのところに(Paused)が付いて一時停止しているのがわかります。
それでは一時停止を解除してみましょう。
一時停止解除
$ docker unpause hopeful_brown
hopeful_brown
または
$ docker unpause 3bf2eb952ea0
3bf2eb952ea0
再度、コンテナ情報を確認します。
コンテナ情報確認
$ docker ps
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
3bf2eb952ea0 ubuntu "/bin/bash" 36 hours ago Up 36 hours hopeful_brown
STATUSのところに付いていた(Paused)がなくなり、一時停止が解除されているのがわかります。
解除されると元通りattachで接続が可能となり、attachしていた際に画面操作ができなくなっていたのも解消されます。