##| はじめに
ここでは公式リファレンスを参考に説明しています。
ただ、バージョンや環境等により若干挙動が異なるかもしれませんが、その点についてはご容赦ください。
また、その他のdockerサブコマンドについてはこちらに記載していますので、もしよければ参考にしていただければと思います。
##| 使い方
起動しているコンテナを一時停止させます。
使い方
使い方: docker pause CONTAINER [CONTAINER...]
CONTAINERに入る値は"CONTAINER ID"または"NAMES"のどちらを指定しても良く、連続して指定することで同時に複数のコンテナを一時停止にできます。
まずは現在のコンテナ情報を確認してみます。
コンテナ情報確認
$ docker ps
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
3bf2eb952ea0 ubuntu "/bin/bash" 37 seconds ago Up 37 seconds hopeful_brown
STATUSはUPとなっているのが確認できます。
それでは一時停止してみましょう。
一時停止
$ docker pause hopeful_brown
hopeful_brown
または
$ docker pause 3bf2eb952ea0
3bf2eb952ea0
再度、コンテナ情報を確認します。
コンテナ情報確認
$ docker ps
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
3bf2eb952ea0 ubuntu "/bin/bash" 55 seconds ago Up 55 seconds (Paused) hopeful_brown
STATUSのところに(Paused)が付いて一時停止しているのがわかります。
この一時停止中のコンテナはunpauseサブコマンドで解除ができます。
pause中はコンテナが一時停止中のため、attachができなくなります。
また、別のターミナルでattachしていた場合は、画面操作ができなくなり、
解除するには、"control + p q"で一旦コンテナから抜けてあげる必要がありあます。
以上です。