当記事はケーススタディの連載となっています。目次は【こちら】です。
最新のソースコードは【GitHub】で公開中です。
サーバの責務はこちらで確認ください。
##1.SELinux無効化概要
SELinuxを無効化する。
##2.playbookファイルの相関
##3.playbook(site.yml)
${ANSIBLE_HOME}/site.yml
メインとなるplaybook(site.yml)参照
##4.SELinux無効化用のplaybook(/operations/0021_selinux.yml)
${ANSIBLE_HOME}/operations/0021_selinux.yml
# ===================
# SELinuxを無効化する(selinux.yml)
# ===================
# ===================
# すべてのサーバのSELinuxを無効化する
# ===================
- hosts: all
sudo: no
remote_user: root
tasks:
- name: SELinuxのDisable設定
selinux: state=disabled
- 【SELinuxモジュール】SELinuxの無効化設定
- selinuxモジュールを使用する。
書式:
selinux: state=${enforcing または permissive またはdisabled}
state | 状態 |
---|---|
enforcing | アクセス制限有効 |
permissive | 警告はするがアクセス制限はしない |
disabled | 無効化する |
例:
SELinuxを無効化する。
selinux: state=disabled
disable設定はLinux上でsetenforceコマンドでラベル付けはできない。
Ansibleも同様に起動時に無効化設定されるため、次の章ではAnsibleにて再起動する。
※Ansible(Python)でSELinuxの操作をするにはlibselinux-pythonパッケージが必要。
今回は「yumにて必要なライブラリ/ミドル/ソフトウェアをインストールする」にて先にインストールしているが、本来であればincludeしたファイル単位で冪等性を維持しつつ、凝縮度の高いplaybookを作った方が独立性が高くなる。
その場合先にyumモジュールを使用してlibselinux-pythonをインストールしておくとよい。
tasks:
#▼ここに追加
- name: Install libselinux-python
yum: name=libselinux-python state=present
#▲
- name: SELinuxのDisable設定
selinux: state=disabled
次回は「SELinux設定Diabledを適用する為サーバを再起動する【Ansible 非同期処理】」について。
連載の目次は【こちら】です。