Web会議中、PC内蔵のカメラでは顔が暗く映ってしまったり、広角レンズでないために複数人が画面に収まらなかったりする場面もあるのではないでしょうか。
そこで役立つのが、外付けのWebカメラです。高品質な映像や優れたマイク性能、オートフォーカスや顔追跡といった機能によって、より質の高いコミュニケーションを実現できます。また、1人での商談から、複数人が集まるチーム会議まで活用できます。
本記事では、Webカメラを選ぶ際のポイントと、おすすめの製品を12選ご紹介します。ぜひ、あなたの業務に最適な一台を見つける参考にしてみてください。
Webカメラを選ぶ際のポイント
1. 写りの良さ
Webカメラでの写りの良さは、主に解像度とフレームレートによって決まります。解像度は画面のきめ細かさを示し、一般的にフルHD(1080p)以上が推奨されます。特に、オンライン会議やウェビナーなどでプロフェッショナルな印象を与えたい場合は、より高解像度の4K(2160p)モデルも選択肢に入ります。
フレームレート(frames per second/fps)は、1秒間に表示できる静止画の枚数で、数字が大きいほど動きが滑らかになります。通常の用途であれば30fpsで十分ですが、より残像が少なく自然な動きを求める場合は60fpsに対応したモデルを選ぶと良いでしょう。また、暗い部屋でもクリアに映るオートフォーカスや光補正機能の有無も、写りの良さに大きく影響します。ご自身の利用環境に合わせて、これらの機能をチェックしましょう。
2. マイク性能
マイク性能を確認する上で最も重要なのは、ノイズキャンセリング機能やエコーキャンセリング機能といった、周囲の雑音を抑制して人の声だけをクリアに拾う機能が搭載されているかどうかです。特にカフェやオフィスなど周囲の雑音が多い環境で利用する場合は、これらの高機能マイクが搭載されているか否かで、話し相手にとっての聞き取りやすさが大きく変わります。
また、複数人での会議などで利用する場合には、集音範囲が広い無指向性マイクが搭載されていると良いです。どの方向からでも均一に声が拾われたり、声が途切れにくかったり、総じて自然な会話を成立させやすくなります。
3. 画角(会議室などで複数名を映す場合)
Webカメラの画角は、カメラが一度に映せる範囲の広さを示します。一般的な個人利用(自分の顔だけを映す)であれば、70度~90度程度の標準的な画角で十分です。しかし、会議室などで複数名を同時に映したり、ホワイトボード全体を映したい場合には、広角レンズを搭載したモデルを選ぶ必要があります。
しかし、広角すぎると画面の端の方が歪んで見えてしまう場合もあるため、カメラを設置する場所や被写体との距離、映したい範囲などを考慮して、最適と思われる画角を選びましょう。最近では被写体の人数に合わせて自動で画角を調整してくれるオートフレーミング機能を搭載したモデルもあり、大人数の会議で非常に便利です。
4. プライバシーシャッターの有無
プライバシーシャッターは、物理的にカメラのレンズを覆い隠す蓋やスライド式のカバーのことです。Webカメラを選ぶ際に、セキュリティと安心感を高めるために注目すべきポイントです。Webカメラを使わないときにシャッターを閉めていれば、意図せぬタイミングでカメラがオンになってしまっても、映り込みや事故を防止できます。また、万が一PCがウイルスに感染してしまっていても、物理的なシャッターが閉まっていれば映像は漏れません。
ビジネスでの利用や、プライベートな空間での利用が多い方は、プライバシーシャッターの有無を確認して、安心してWebカメラを使用できる環境を整えることが大切です。
Webカメラのおすすめ12選
ロジクール Brio 500

出典:ロジクール
ロジクール Brio 500は複数の解像度に対応しており、用途に応じた映像品質を選択できます。最大で1080p/30fpsのフルHD画質に対応し、クリアで滑らかな映像を提供します。また、720p/60fpsにも対応しており、高フレームレートによるよりスムーズな動きの映像を実現できます。
HDR対応のRightLight 4によって、わずかな光から直射日光まで、幅広い照明環境下で鮮明な画像を提供します。オートフォーカスも搭載されています。マイクにはノイズリダクションが搭載されており、周囲の雑音を抑えて話者の声を強調するため、画面の向こうの相手へクリアな音声を届けます。
相手に見られたくないときには簡単にカメラをブロックできる、内蔵型のプライバシーシャッターもついています。また、無料でダウンロードできるアプリ「Logi Tune」を使用すると、視野の変更や色・画像解像度の調整、デジタルズーム、マイクのミュートなどを調整できる点も便利です。
Amazonで見る 楽天市場で見るロジクール MX Brio

出典:ロジクール
ロジクール MX Brioも複数の解像度に対応しています。最大で4K/30fpsに対応し、高画質で滑らかな映像を提供します。よりスムーズな動きを好む場合は、フルHDでありながら高フレームレートの1080p/60fpsという選択肢もあります。会議、配信、動画撮影など、シーンに合わせて柔軟に設定できる点が特徴です。
マイク性能も優れており、2つのマイクで構成されるデュアルビームフォーミングマイクによるノイズリダクションが搭載されています。周囲の雑音を除去し、話者の声だけをクリアに集音してくれるため、騒がしい場所でも自分の声をクリアに届けてくれます。
また、微光や逆光でも被写体を鮮明に捉え、AIによる顔ベースの画像強化によって明瞭な映像を保持します。自動露出、自動ホワイトバランス、画像ノイズリダクションにより、色が精確で明瞭な映像を維持できるため、写りを気にする方にとって良い選択肢となるでしょう。プライバシーシャッターも内蔵されています。
Amazonで見る 楽天市場で見るエレコム UCAM-C820ABBK

出典:エレコム
エレコム UCAM-C820ABBKは、大型CMOSセンサーとガラスレンズ搭載によって、低ノイズ・高精細な映像を撮影できる、フルHDのWebカメラです。オートフォーカス機能を搭載しているため、手元で資料を掲げたり椅子から少し体を乗り出したりしても、瞬時にピントを合わせてくれます。最大フレームレートは30fpsとなっており、自然で滑らかな映像を届けられます。
また、カメラ本体に内蔵マイクが搭載されているため、複数人での会話もできます。プライバシーを保護するための物理的なシャッターも備え、カメラを使用しない時はレンズを物理的に遮断できるため安心です。価格は比較的安価なため、PC内蔵カメラからのステップアップを考えている方に適しています。
Amazonで見る 楽天市場で見るエレコム UCAM-CF20FBBK

出典:エレコム
エレコム UCAM-CF20FBBKは、業務での多用なシーンに応える高性能Webカメラです。Windows Hello顔認証に対応しており、パスワードを必要とせず、瞬時にログイン可能です。テレワークなどでのセキュリティ強化にも適しています。
フルHDで、最大フレームレートは30fpsとなっており、クリアで滑らかな映像を届けることができます。また、低ノイズかつ高音質なデジタルマイクが内蔵されており、ヘッドセット無しや複数人での会議でも使用できます。
このWebカメラはPCのディスプレイへの取り付けが可能な一方で、平面にも置くことができるマルチスタンドが採用されていたり、カメラ本体の角度を上下に調整できたりします。様々なシーンで活用できるWebカメラを探している場合におすすめです。
Amazonで見る 楽天市場で見るサンワサプライ CMS-V71BK

出典:サンワサプライ
サンワサプライ CMS-V71BKは、スピーカー内蔵の360°対応ウェブカメラです。会議室内にいる全員の顔を一度に映すことができます。
複数人での会議に適した設計がされており、例えば、画面には180°の映像を上下2つに分けて映したり、画面上部に360°の映像を流して下部に発言者を大きく映したりできます。表示レイアウトは6パターンあるため、シチュエーションに応じて様々な映し方ができます。 内部には2つの高性能マイクも搭載されているため、この一台で手軽にWeb会議をスタートできます。マイクにはノイズリダクション機能が備わっており、周囲のノイズを抑えて、発言者の音声をクリアに届けることができます。マイクのオン・オフ、画面の拡大、表示モードの選択など、様々な設定ができるリモコンが用意されており、複数人が集まる会議が多い場合で特におすすめのWebカメラです。
Amazonで見る 楽天市場で見るサンワサプライ CMS-V69BK

出典:サンワサプライ
サンワサプライ CMS-V69BKの解像度はフルHDで、ワイヤレスの広角仕様Webカメラです。ディスプレイの上、三脚やスタンド、据え置きで設置することができ、様々なシチュエーションで活用できます。また、ケーブル不要のワイヤレス対応のため、製品を持ち歩きながら自由に映すことも可能です。
画角は広角の107°まで対応しており、さらに下へ90°、左右は360°回転可能です。レンズのとなりにマイクが内蔵されており、声もしっかりと拾って相手へ届けられます。
Amazonで見る 楽天市場で見るInsta360 Link 2 & Link 2C

出典:Insta360
Insta360 Link 2&Link 2Cは、Webカメラの中でも高解像度の4Kで、非常に鮮明な画像を提供し、暗い場所でも鮮明な映像を実現します。4Kの場合でも30fpsと滑らかな映像を実現しますが、フルHDなどの選択肢もあり、選択する解像度によっては60fpsでの非常に滑らかな映像を届けることもできます。
HDRモードを搭載しているため、明暗差が大きな場面でもハイライトとシャドウのバランスを保ち、光による白飛びを防ぎます。また、オートフォーカス機能と自動露出機能によって、ピントが高速で合うようになっています。
AIノイズキャンセリングも搭載しており、背後の不要なノイズをフィルタリングして、賑やかな場所でもはっきりとしたクリアな音声を届けられます。Link 2 とLink 2Cの主な違いは、ジンバル(動画撮影時に手ブレを抑えるために、カメラを安定させて揺れや傾きを軽減する器具)の有無です。Link 2はジンバルを搭載しているため、部屋を動き回るオンライン授業などに最適。Link 2Cはジンバルがないため、会議室で置いて使用する際や、動き回ることのない配信をする場合に向いています。
楽天市場で見るAnker PowerConf C200

出典:Anker
Anker PowerConf C200は、およそ5cm四方のコンパクトサイズかつ約83gという軽量設計のため、ノートPCに取り付けて使用したい場合におすすめです。外への持ち運びにも適しています。
コンパクトながら高画質でオートフォーカスも搭載されているため、被写体に自動でピントを合わせてクリアな映像を届けられます。フレームレートは最大30fpsのため、動きも滑らかです。また、本体には2台のマイクが搭載されており、ノイズリダクション機能や、音声の入力ボリュームを自動で調整するオートゲインコントロール機能が搭載されています。
レンズを物理的にカバーできるプライバシーシャッターも搭載されているため、カメラを使わないときに閉じることができるのも便利です。Anker Workソフトウェアを使用することで、画角を65°、78°、95°にカスタマイズできます。
Amazonで見るOBSBOT Tiny 2 Lite

出典:OBSBOT
OBSBOT Tiny 2 Liteは、AI搭載で4Kという高画質の映像を届けるWebカメラです。高速で高精度なPDAF(位相差検出オートフォーカス)技術が搭載されているため、被写体の動きや距離を瞬時に検出し、常にシャープな状態を保てます。また、4Kの場合は30fpsとなっていますが、解像度はフルHDも選択でき、その場合は60fpsと非常に滑らかな映像になります。
音声については、三段階に調整可能なノイズキャンセリング機能が搭載された、デュアル全方向性マイクが採用されています。騒がしい場所でも、高品質な音声を届けられます。
また、搭載されているSleep Mode 2.0によって、カメラを下向きにするだけで動画が静止画に切り替わり、不意の映り込みなどを防止することができます。
Amazonで見るバッファロー BSW500MBK

出典:バッファロー
バッファロー BSW500MBKは120°の広角レンズを搭載しており、通常のWebカメラで映される60〜70°程度と比較して、広い範囲を映せます。フルHDで最大フレームレートは30fpsとなっており、自然で滑らかな映像を実現します。
自在に開閉できるシャッターがついているため、盗撮や消し忘れなどによる画像や映像の流出を防ぎ、セキュリティ面での安心を確保します。
Webカメラ用の拡張ソフトウェア「CyberLink YouCam6 BE」をダウンロードすることで、顔を登録すれば自動でPCにログインできる「フェイスログイン」や、動き検出によるセキュリティシステムとしても利用できる「監視モード」など、活用の幅を広げられます。
Amazonで見る 楽天市場で見るCreative Live! Cam 4K

出典:Creative
Creative Live! Cam 4Kは、デュアルマイクとバックライト補正を備えた、4KのWebカメラです。4Kでは最大フレームレートが30fps、フルHDを選択すれば60fpsで非常に滑らかな映像になります。
Live! Cam 4Kにはバックライト補正機能が搭載されており、ワンタッチで露出を調整することができます。Web会議中に背景が明るすぎたり、光の量が足りなかったりして顔が暗く写ってしまう場合に活用できます。
視野角95°までの広角レンズやデュアルマイクが内蔵されており、複数人で通話する際でも映像や音声をしっかりと届けます。
カメラにはフォーカスリングが備わっており、クリアな映像を実現します。また、物理的にレンズを隠すカバーも付いているため、プライバシー保護やセキュリティ面でも安心です。
Amazonで見るDMM.make DKS-CAM3G

出典:DMM.make
DMM.make DKS-CAM3Gの特徴は、光の色や明るさを調整できるライトが付いている点です。光の色は、電球色(約3,100K)・昼光色(約5,800K)・白色(約4,000K)と3種類で、明るさは無段階で調整できます。
最大解像度はフルHD・フレームレートは60fpsで、滑らかな映像を実現します。またオートフォーカス機能も搭載されているため、被写体の動きを捉えて、ブレを抑えて綺麗に映します。またプライバシーカバーをつけることで、映像流出などを防止します。
Amazonで見るよくある質問
Q. WebカメラとPC内蔵カメラの違いは何ですか?
Webカメラは高画質、優れたマイク性能、オートフォーカスなどの機能があり、特に明瞭な映像と音声を提供します。一方、PC内蔵カメラは一般的に画質や音質が劣るため、ビジネスシーンではウェブカメラの方がより良いコミュニケーションを実現します。
Q. フルHDはどれくらいの画質ですか?
フルHD(1920×1080ピクセル)は、高精細な映像を提供し、非常にクリアな映像を実現します。特に企業におけるビデオ会議やプレゼンテーションで活用できます。
Q. Webカメラはどうやって接続しますか?
多くのWebカメラはUSB接続によるプラグアンドプレイに対応しており、簡単に接続が可能です。ワイヤレス対応のWebカメラもあります。特別なソフトウェアのインストールが不要なモデルも多いため、手軽に利用開始できます。