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会議の議事録作成は時間がかかり、内容の抜け漏れや共有の遅れに悩む方も多いでしょう。そんな課題を解決してくれるのが「AI議事録作成ツール」です。本記事では、高精度な文字起こしや自動要約、タスク管理までサポートするおすすめツールを厳選して9つご紹介します。無料トライアルのあるサービスも多数取り上げているので、自社に最適なツールを見つける参考にしてください。
AI議事録作成ツールのおすすめ9選をご紹介!
Notta
出典:Notta
Nottaは、英語を含む58ヶ国語に対応する多言語対応型のクラウド文字起こしサービスです。累計1,000万人、導入企業は4,000社超、日経225銘柄の68%が利用している実績を持ちます。
通話時のマイクはノイズ抑制機能により、会話の主要な音声をクリアに抽出し、雑音の多い環境でも円滑なコミュニケーションをサポートします。モバイルアプリも提供されているため、スマートフォンからの録音・文字起こしも可能です。クラウド上で録音データとテキストが管理されるため、PCのストレージを消費することなく、長期間の記録保存が可能です。
またWeb会議ツール(Zoom、Teamsなど)との連携機能が豊富で、API連携により他のツールとの接続も可能。翻訳機能やAI要約機能も充実しており、グローバルなオンライン会議でのドキュメント作成工数を大幅に削減します。無料プランも用意されています。
料金
無料プランあり。
- プレミアム:1,185円/月
- ビジネス:2,508円/月
その他、オプションを選択できます。 詳細は公式サイトでご確認ください。
スマート書記
出典:スマート書記
スマート書記は、高度なAI音声認識技術を活用したクラウド型ツールです。累計利用社数は6,000社、累計利用者数は56,000人以上の実績があります。Web会議や対面会議など、あらゆるシーンで高精度な文字起こしを実現。専用アプリやマイクを活用することで、騒がしい環境下でも発言を明確に捉え、オンライン会議における音声トラブルを未然に防ぎます。
クラウドサービスであるため、会議内容をクラウドで一元管理することで、PCのローカルストレージやリソースの消費を抑えます。またPCやタブレットなどデバイスを問わずアクセス可能。高度なセキュリティ環境下で運用されており、情報漏洩リスクにも配慮しています。iOS・Androidアプリが提供されており、そのアプリでは録音や議事録の閲覧/音声再生などが利用できます。
AIアシスト機能による自動要約はもちろん、決定事項やToDoリストの自動抽出・設定が可能です。議事録の作成からチーム内でのタスク共有、ナレッジ管理までをワンストップで自動化できます。特に、会議で決定した事項をすぐにアクションに移したい開発チームやプロジェクトマネージャーにおすすめです。
料金
無料トライアルあり。
- ライセンス料:10,000円/月〜
詳細は公式ページでご確認ください。
AI GIJIROKU
出典:AI GIJIROKU
AI GIJIROKUは、高い認識精度を誇るAI音声認識エンジンを搭載し、リアルタイムでの文字起こしに強みを持つツールです。特に、業界特有の専門用語や固有名詞を事前にAIに学習させる機能が充実しているため、技術的な議論が多い会議でも、誤認識を最小限に抑えた議事録を作成できます。また会議の録音・文字起こし・データ保存はすべてサービス側で自動で行われるため、会議に集中することができます。
リアルタイム翻訳では英語や中国語をはじめとして、30ヶ国語にも対応しています。日本語以外を話すメンバーがいる会議でも、コミュニケーションが取りやすくなります。
Zoom・Microsoft Teams・Google Meetなど、様々なオンライン会議ツールとスムーズに連携し、文字起こしができます。大規模言語処理モデル「LHTM-2」を活用したAIによる自動要約機能や、清書機能も備えており、議事録の作成工数を大幅に削減できます。AI GIJIROKUではすべての通信がSSLを用いて暗号化処理されているため、機密性の高い情報を取り扱うオンライン会議でも安心して利用できます。
料金
無料トライアルあり。
- パーソナル:16,500円/年
- チーム:327,800円/年
- ビジネス:2,200,000円/年
詳細は公式ページでご確認ください。
YOMEL
出典:YOMEL
YOMELは、Web会議に特化したAIツールです。AIによる高精度な音声認識と話者分離機能により、誰が何を話したかを正確に記録します。会議中の音声をリアルタイムで文字起こしする機能に優れており、聞き逃しを防ぎ、会議への集中を助けます。
自動音声認識で、全文書き起こしがされます。「あー」「えー」などの不要な発話を自動でカットしてくれます。また頻繁に使うサービス名や社内用語などを登録することで、書き起こし性能を向上させることもできます。会議終了後にログのURLを取得することで、社内メンバーへ簡単に会議の内容を共有できます。
Web会議ツールとの連携が非常にスムーズで、AI要約・タスク抽出機能が充実しています。会議後のアクションを明確にしやすい点が特徴です。商談分析など、営業チームの支援機能も持つため、開発チーム以外の利用にも適しています。
料金
無料トライアルあり。
- スターター:28,000円/月
- スタンダード:95,000円/月
- ビジネス:180,000円/月
- エンタープライズ:要問い合わせ
詳細は公式ページでご確認ください。
ScribeAssist
出典:ScribeAssist
ScribeAssistは、市場でも数少ないスタンドアローン型(オフライン利用)で使える議事録作成ツールです。インターネット接続なしでも高精度な音声認識が可能で、機密性の高い会議や、通信環境が不安定な場所での利用に大きな強みを発揮します。日本語の高い認識精度に定評のある音声認識エンジン「AmiVoice」を搭載しています。
インターネット接続が不要であるため、セキュリティリスクを最小限に抑えられます。機密情報を扱う会議でも安心です。AI要約機能も搭載しており、文字起こし後の議事録作成作業も大幅に効率化できます。 ※一部の要約機能の利用にはインターネット接続が必要
Web会議の文字起こしにも対応しています。またChatGPTと連携することで、文字起こしの結果を議事録形式で自動で要約します。音声データや要約結果はクラウド上に保存されないため、特に高いセキュリティが求められる業界や企業でおすすめです。
料金
要問い合わせ。 詳細は公式サイトでご確認ください。
ACES Meet
出典:ACES Meet
ACES Meetは、高精度な文字起こしや要約を行ってくれるAI議事録ツールです。東京大学大学院の松尾・岩澤研究室発の高精度な音声認識技術が使用されています。
AIが会議内容を自動で文字起こしをしてくれて、話の内容や発話情報など、細かなことまで可視化します。またAIの要約機能が会議のポイントを抽出・要約してくれます。辞書機能があり、追加の学習や精度向上に役立てられます。商談に役立てる機能も搭載されているため、特に社外とのコミュニケーションが活発なチームにおすすめです。
料金
要問い合わせ。 詳細は公式サイトでご確認ください。
ZMEETING
出典:ZMEETING
ZMEETINGは、オンラインでも対面でも活用できるAI議事録ツールです。AI音声認識エンジンで、発言の音声認識率は90%以上の精度で翻訳やテキスト化を行います。
話者識別や専門用語辞書機能も備えており、技術的な会議の記録にも対応可能です。シンプルな機能構成で導入ハードルが低く、迅速にAI議事録作成の環境を整えたいチームに適しています。また対面での会議やICレコーダーなどの音源からの書き起こしにも対応しているため、オンライン・オフライン問わず使用したいチームにおすすめです。
料金
要問い合わせ。 詳細は公式サイトでご確認ください。
Rimo Voice
出典:Rimo Voice
Rimo Voiceは、日本語に特化したAIエンジンを搭載しているため、日本語での会話の文字起こし精度に強みがあります。また30以上の言語をリアルタイムで日本語に訳すことができるため、海外の方との会議に便利です。
ISO27001・ISO27017認証取得済みのため、セキュリティ面でも安心です。また会議中にリアルタイムで共同編集ができるため、補足で説明を加えたいときや細かい記録をしたいときなどに活用できます。
料金
無料トライアルあり。
- 文字起こしプラン:1,650円/月
- プロプラン:4,950円/月
- 法人プラン:要問い合わせ
詳細は公式サイトでご確認ください。
AI議事録取れる君
出典:AI議事録取れる君
AI議事録取れる君は、文字起こし、録音、翻訳、AI自動要約など、議事録作成に必要な機能を幅広くカバーするオールインワンツールです。共同編集やメール展開機能も充実しており、オンライン会議後の情報共有工数を大幅に削減します。
このツールはAIを活用しており、有料で提供されていますが、無料トライアルが用意されています。シンプルな操作性と多機能性で、議事録作成を効率化したいチームに適しています。
料金
無料トライアルあり。
- Personal:980円/月
- Enterprise:5,500円〜/月
詳細は公式ページでご確認ください。
さいごに
今回ご紹介したAI議事録作成ツールは、それぞれに特徴や強みがあります。リアルタイム文字起こしや自動要約、タスク抽出などの機能は、議事録作成の手間を大幅に削減し、会議後のアクションをスムーズにします。また、クラウド型・オフライン型や多言語対応などの機能面でも、選択肢が豊富です。
無料トライアルが用意されているツールも多いため、まずは実際に試してみると良いでしょう。AI議事録作成ツールを活用することで、より効率的で正確な議事録作成が可能になり、チーム全体の生産性向上にもつながります。