リモートワークやハイブリッド勤務の普及に伴い、快適な作業環境を整えたいエンジニアは多いのではないでしょうか。自宅や共用オフィスでの作業時に、集中力を高め、生産性を向上させるためには、デスクライトの導入がひとつの選択肢になります。
デスクでの長時間の作業において、適切な照明は目の疲労を軽減し、快適さを保つ重要な要因になります。今回は、エンジニアたちの作業環境をさらに向上させるためのおすすめデスクライトを紹介します。
デスクライトについて
デスクライトとは、主に作業や読書を行うための明かりを提供する器具です。自宅での作業環境を整える上で、適切なライティングは重要な要素となります。特に長時間のコーディングやデバッグには、目の疲労を軽減し、集中力を維持するための良好な照明が必要です。
デスクライトの選び方には、明るさや色温度の調整機能、デザインのバリエーション、さらにはUSBポートなどの便利な機能も考慮しましょう。例えば、温かい色合いの光はリラックスした雰囲気を提供し、冷たい色合いの光は集中力を高める効果があります。
また、アームの可動性やディミング機能があれば、具体的な作業内容に合わせて光の方向や強さを調整できるため、さらに快適な作業空間が実現します。快適なデスク環境を整えるためには、デスクライトの存在が大きな役割を果たします。
デスクライトの選び方
1. 明るさと調光機能
デスクライトを選ぶ際、まず重視すべきは明るさです。作業内容によって必要な明るさは異なりますが、一般的には300ルクス以上を目安に選ぶと良いでしょう。また、照明の明るさを調整できる調光機能のあるデスクライトだと、作業内容や時間帯に応じた最適な環境を整えられるため便利です。
例えば、集中したい時は明るめに、リラックスしたい時は柔らかい光に調整できるため、長時間の作業でも目の負担を軽減できる効果があります。エンジニアにとって、快適な作業環境を実現するためには、明るさと調光機能の確認が欠かせません。
2. 色温度の選択
デスクライトの色温度は、作業環境の雰囲気や作業効率に影響を与えます。色温度はケルビン(K)で表され、一般的には2,700K〜6,500Kの範囲で選択することができます。暖色系(2,700K〜3,500K)はリラックスしやすく、使用が少ない時間帯やリラックスしたい環境に向いています。
一方、寒色系(6,000K以上)は集中力を高め、特に昼間の作業に適しています。エンジニアとしてコーディングやデバッグを行う際は、寒色系の光を選ぶことで、より高い集中力を維持できるでしょう。そのため、用途に応じて色温度を選ぶことが重要です。
3. デザインと機能性
デスクライトのデザインや機能性も選定時に考慮しましょう。シンプルでスタイリッシュなデザインは、作業空間をおしゃれに演出するだけでなく、スペースを有効活用するためにも役立ちます。
機能性も重要です。アームが可動するタイプは、光の角度を調整しやすく、特定の作業や環境に応じた柔軟性を提供します。USBポート付きのモデルは、デバイスを充電する際に便利で、デスク周りがすっきりします。エンジニアにとって重要なのは、見た目だけでなく、実用性も両立するデスクライトを選ぶことです。
おすすめデスクライト6選
1. KANADEMONO Aluminum - Stylish Touchless Desk Lamp クランプ式
出典:KANADEMONO Aluminum - Stylish Touchless Desk Lamp クランプ式
パーソナライズ家具ブランドであるKANADEMONOによる、デスクライトです。デスクの天板を挟んで取り付けるタイプのため、デスクをより広く使うことができます。ベース部分と中間、ネックの部分で角度調整が可能です。作業内容に合わせて調整できる点が魅力です。
背面のボタンでは3段階で調光が可能。色温度は、自然光に近い明るい光とされる5,000Kです。すっと伸びるシルエットとアルミのシェードがスタイリッシュで、デザイン性にも優れています。
公式サイトで見る2. KANADEMONO Arm - Aluminum 自在にアームを動かせる クランプ式 デスクライト
出典:KANADEMONO Arm - Aluminum 自在にアームを動かせる クランプ式 デスクライト
続いてもKANADEMONOから、デザイン性と機能性に優れたデスクライトです。マット仕上げのボディは洗練された印象を与え、ミニマルなデザインがどのインテリアにも自然に溶け込みます。クリップのような形状の部品をテーブルの天板に挟み込むことにより、デスク上のスペースを有効に使えるのが魅力です。アームは自由に動かせるため、必要な位置にぴったりと調整でき、集中して作業を行うための理想的なワークスペースを作ることができます。
さりげなくアクセントになっている二重構造のシェードは、内側にアルミを用いることで光を均一に広げ、熱を効率的に逃がす役割も果たしています。
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BenQ WiTデスクライトは、独自のカーブ形状によってデスク全体を明るく照らしてくれます。明るさは23段階、色温度は11段階と、細かい調整が可能です。さらには内蔵されているセンサーが周りの明るさを検知して、最適な明るさを提供します。置くタイプなので、部屋の色々な場所へ持ち運びもできます。
Amazonで見る 楽天市場で見る4. アイリスオーヤマ LDL-71K
アイリスオーヤマの「LDL-71K」には高演色性LEDを採用しており、まぶしさを抑えるガード機能を備えています。太陽光に近い色温度で、ブルーライトを抑える効果もあり、より自然に物を見せることができます。また、無段階調光機能により、目的や部屋の明るさに応じて自在に調整できるのも魅力です。
点灯後にスイッチを長押しすると調光が可能で、お好みの明るさで設定できます。同じ動作で簡単にオンオフも行え、設定した明るさは記憶されているため、次回も同じ条件で使用できます。さらに、広可動アームにより、必要な場所を柔軟に照らすことができ、右利き・左利きの両方に対応しています。快適な作業環境を実現するための、理想的なデスクライトです。
Amazonで見る5. サンワダイレクト 800-LED060
サンワダイレクトの「800-LED060」のLED幅は77cm、照射幅はおよそ177cmと、デスクの上を広く照らします。クランプ式のためデスクにしっかりと固定でき、省スペースにもなります。色温度は5段階に調整可能なため、用途によって使い分けることができます。角度調整も可能で、作業スタイルに合わせて最適な環境を整えられます。
Amazonで見る 楽天市場で見る6. MotoM GST006QB
MotoMの「GST006QB」は、ワイヤレスチャージャー付きのLEDデスクスタンドライトです。色温度は昼白色・電球色・白色の3色に切り替え可能で、調光は5段階あります。ワイヤレスチャージャーがついており、スマホを指定の場所に置くだけで簡単に充電できます。
色は黒と白の2つ。レザーのような質感で高級感があり、デザイン性にも優れています。灯部の角度は0〜150°まで調節可能。作業内容によって使い分けられます。
公式サイトで見るまとめ
デスクライトを選ぶ際は、明るさや調光機能、色温度、デザインと機能性が大切なポイントです。今回ご紹介したような、選ぶ際のポイントを参考に、ご自身の作業環境に合ったデスクライトを選んでください。
よくある質問
Q. デスクライトは目に優しい?
多くのデスクライトは、ブルーライトを抑える高演色性LEDを採用しており、目に優しい設計がされているものがあります。まぶしさを軽減するガード機能がついている製品を選ぶことで、長時間の作業でも目の疲れを和らげることができます。
Q. デスクライトはどのように配置するべき?
デスクライトは、作業面をしっかり照らす位置に配置することが重要です。目線の高さかやや高い位置に設置し、影ができないように注意しましょう。可動アームがあるモデルなら、自由に角度調整でき、さまざまな作業に対応できるので便利です。