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生産性向上に直結!ビジネスチャットツール7つを比較!

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リモートワークの常態化により、従来のメールや電話だけでは、情報共有の遅延や、タスクの抜け漏れといった課題が深刻化しています。ビジネスチャットツールは、こうしたコミュニケーションの壁を解消し、全社的な業務の効率化と生産性向上を実現する現代のビジネスインフラです。

単なるチャット機能に加え、タスク管理、ファイル共有、オンライン会議など、すべての業務に必要な機能が統合されています。

この記事では、ビジネスチャットツールを7つピックアップし、それらを比較します。ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

ビジネスチャットツールとは?

ビジネスチャットツールとは、企業内および企業間で、迅速かつセキュアなコミュニケーションを実現するために設計されたメッセージングプラットフォームです。単なるチャット機能だけでなく、タスク管理、ファイル共有、オンライン会議、そしてカレンダー機能など、ビジネスに必要な機能が統合されている点が特徴です。

多くはクラウドサービスとして提供されており、スマートフォンやPCから場所を選ばずにアクセスできます。これにより、リモートワークや現場業務を持つ企業において、情報伝達のスピードを劇的に向上させ、全社的な業務の効率化と生産性向上に貢献する、現代のビジネスインフラとなっています。

ビジネスチャットツールの活用方法

ビジネスチャットツールは、単なる日常の連絡手段を超え、業務の生産性向上と情報管理の中核として活用されています。最も一般的な活用方法は、情報共有の「スピード化と可視化」です。メールよりも気軽なチャットで、部署やプロジェクトごとの専用のチャンネルやグループを作り、議論の内容、決定事項、共有ファイルを一箇所に集約します。

また、タスク管理、業務の自動化、社外連携など、チャット以外にも業務に役立つ機能が盛り込まれています。

Chatwork

出典:Chatwork

Chatwork(チャットワーク)は、国産のビジネスチャットツールとして、特に日本の中小企業を中心に高い普及率を誇るサービスです。導入社数は93万を誇ります。最大の強みは、操作のシンプルさと分かりやすさ。複雑な機能が少ないため、専門スキルや高いITリテラシーがなくても、シンプルにセキュアに使うことができます。

ビジネス利用に必要な機能が一つにまとまったオールインワンな設計も魅力です。主要な機能として、チャット機能のほかに、タスク管理、ファイル管理、そしてオンライン会議機能が統合されています。

Chatworkはビジネスの様々なシーンで活用されています。例えば、従来のメール中心のやり取りをチャットに置き換えることで、返信スピードを向上させ、誤送信のリスクを低減します。

また、メッセージが流れてしまうのを防ぐため、チャット内で発生した依頼や決定事項をタスク化し、担当者や期限を設定して管理します。そうすることで、チーム全体の業務進捗を可視化できます。

その他、クライアントや取引先と外部チャットで直接繋がることも可能です。プロジェクトごとにチャットルームを作成し、情報共有やファイルのやり取りを一元化することで、ビジネスのスピードを上げることができます。

料金

  • フリー:¥0/月
  • ビジネス:¥700/月
  • エンタープライズ:¥1,200円/月

詳細は公式サイトでご確認ください。

LINE WORKS

出典:LINE WORKS

LINE WORKS(ラインワークス)は、ビジネスシーンに特化しつつ、プライベートで使われる「LINE」と似たインターフェースを持つ点が特徴の、ビジネスチャットツールです。

LINE WORKSの最大の強みは、操作感の親しみやすさと外部連携の容易さです。LINEと同じ画面構成やスタンプ機能、既読機能を持っているため、新入社員からITリテラシーが高くない従業員まで、気軽に使いはじめられます。チャット機能のほかにも、メンバーの予定を把握できるカレンダー、社内周知ができる掲示板、アドレス帳、ファイル共有といったビジネスに必要なグループウェア機能も統合されています。

このツールは、単なるチャットアプリではなく、情報共有と業務効率化のプラットフォームとして広く活用されています。

例えば、建設業や小売業など、オフィス外で働く従業員が多岐にわたる業種で、現場業務との連携のための情報共有のスピードを上げるために利用されています。また、掲示板機能を使って全社的な通達事項やマニュアルを確実に共有し、必要な情報へのアクセスを容易にできます。また、LINEとは完全に独立したシステムであり、高いセキュリティ環境下でビジネス利用が可能です。

料金

詳細は公式サイトでご確認ください。

Microsoft Teams

出典:Microsoft Teams

Microsoft Teams(マイクロソフト チームズ)は、Microsoft社が提供するチャット、会議、ファイル共有、アプリケーション連携の機能を統合したプラットフォームです。

Teamsの最大の強みは、Microsoft 365とのシームレスな連携です。WordやExcel、PowerPoint、Outlook、SharePointといったお馴染みのMicrosoft製品と深く統合されているため、これらのツールを日常的に利用する企業にとっては、非常に高い利便性を感じられることでしょう。

チャット機能では、プロジェクトや部署ごとに議論の場を設ける構造になっており、情報を整理しやすいのが特徴です。また、大規模な組織での利用を前提とした強固なセキュリティとコンプライアンス機能を備えており、データ保護やログ監査の面で高い信頼性があります。

Teamsは、コミュニケーションの場としてだけでなく、仕事のハブとして多機能に活用されています。例えば、SharePointを基盤としたファイル共有機能を活用することで、チャネル内でWordやExcelのファイルを直接共同編集できます。また、Teams会議は、音声・ビデオ通話はもちろん、画面共有、リアルタイムの文字起こし、会議の録画とクラウド保存など、豊富な機能を提供します。

料金

一般法人向けプラン

  • Microsoft Teams Essentials:¥599/月
  • Microsoft 365 Business Basic:¥899/月
  • Microsoft 365 Business Standard:¥1,874/月

上記は1ユーザーあたり。年払いの場合。 詳細は公式サイトでご確認ください。

Slack

出典:Slack

Slack(スラック)は、チーム間の連携と情報共有を劇的に加速させることを目的とした、世界中で利用されているビジネスチャットプラットフォームです。

Slackの強みは、その拡張性と、プロジェクト・トピックごとに情報が集約される「チャンネル」構造です。チャンネルは、プロジェクトや部署、クライアント、または特定の課題など、あらゆるテーマで自由に作成でき、必要なメンバーだけが参加できます。

特に開発者コミュニティやIT企業での利用率が高くなっています。GitHub、Jira、Google Driveなど、日常的に利用するツールからの通知やファイルをSlack内に集約でき、作業のハブとして活用できます。

Slackは、単なるチャットを超え、業務の自動化と知識の集約も目的に活用できます。例えば、専門的な知識がなくてもSlack内で定型的な作業(承認プロセス、定期的なリマインダー、アンケート収集など)を自動化できる、ワークフロービルダー機能が提供されています。また、過去のメッセージやファイルを強力な検索機能で瞬時に探し出すことができます。これにより、ナレッジが属人化せず、新しく参加したメンバーでもすぐに必要な情報にアクセスできます。

異なる企業や組織間でも、セキュアな専用チャンネルを通じてスムーズにコミュニケーションやファイルのやり取りが可能であり、外部パートナーとの共同プロジェクトでも役立ちます。

料金

  • フリー:¥0
  • プロ:¥1,050/月
  • ビジネスプラス:¥2,160/月
  • Enterprise+:要お問い合わせ

詳細は公式サイトでご確認ください。

elgana

出典:elgana

elgana(エルガナ)は、NTT西日本グループが提供する国産のビジネスチャットサービスです。NTT西日本の安心のセキュリティで、誰でも簡単に使えます。

elganaの最大の強みは、NTTグループならではの信頼性の高いセキュリティと、シンプルな機能構成です。チャット、ファイル共有、タスク管理といった基本的なビジネスチャット機能に絞り込むことで、直感的に利用できる操作性を実現しています。高いデータ保全性と信頼性を持つ国内のデータセンターで運用されており、情報セキュリティを重視する企業に選ばれています。

電話の不通やメールの確認遅延によってタイムリーな情報共有が難しい現場でも、elganaを導入することで迅速な連絡が可能になります。現場担当者はスマートフォンからリアルタイムで状況を送信でき、業務フロー全体の効率化が期待できます。

料金

  • TRIAL(おためしプラン):¥0/月
  • BASE(ベースプラン):¥275/月
  • ADVANCED(アドバンストプラン):¥734/月

詳細は公式サイトでご確認ください。

Talknote

出典:Talknote

Talknote(トークノート)は、2011年に提供が開始され、コミュニケーションをベースに生産性向上や業務の効率化を実現するほか、人や組織の課題を解決することを目指すビジネスチャットツールです。

Talknoteの最大の強みは、企業理念の浸透や組織の課題解決に役立つ、他のチャットツールにはないコミュニケーションの機能が充実している点です。通常のチャット機能に加え、従業員間の「感謝」や「賞賛」を可視化するサンクス機能や、社員の利用状況やコミュニケーションの傾向を分析できる独自の「アクション分析機能」を搭載しています。チャットツールの枠を超え、HR機能や業務効率化機能も兼ね備えています。

料金

詳細は公式サイトでご確認ください。

Google Chat

出典:Google Chat

Google Chat(グーグル チャット)は、Googleが提供するGoogle Workspaceの一部を構成するビジネスチャットおよびコラボレーションツールです。

Google Chatの最大の強みは、Gmail、Google Meet、Google Drive、Google CalendarといったGoogle Workspaceの他のアプリケーションとのシームレスで深い連携にあります。機能は非常にシンプルで直感的でありながら、企業が求める強固なセキュリティ基盤の上で提供されているため、高い信頼性があります。

Google Chatは、単なるテキストベースのやり取りだけでなく、「場所を選ばないリアルタイムな共同作業」のハブとして活用されます。例えば、特定のプロジェクトやチームのための「スペース(Spaces)」を作成し、チャット、共有ファイル、タスクリストを一つの場所で管理できます。

料金

詳細は公式サイトでご確認ください。

まとめ

この記事では、リモートワークや現場業務を持つ現代の企業にとって不可欠な、主要なビジネスチャットツールを比較しました。ビジネスチャットの真の価値は、「迅速な情報共有」と「業務プロセスの可視化・自動化」にあります。本記事を参考に、組織の課題や利用環境に最も適したツールを選定し、全社的なコミュニケーションと生産性の向上を実現してください。

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