tigの画面をアニメGIFで紹介してみる(ブラウズ編) の続編です。
今回はgitの歴史操作をtigで行う実例をご紹介します。
使うツールは前回と同じです。
使うリポジトリは説明のために新規作成しました。
ファイルを編集してコミットする
- mainビューからコミットを選びtypo発見
- diffビューから
e
でエディタ起動(筆者環境ではvim) - typoを修正してvimを終了
- mainビューで
R
を押して画面リフレッシュし差分を確認 -
S
でstatusビューに遷移し、差分のあるファイルをu
にてstageに上げる(git add
に相当) -
C
でgit commit
の実行、コミットメッセージを書いて保存 - commitの反映を確認
編集していた差分を元に戻したい
- ステージされていない謎の空行差分を確認したため消したい
-
S
でstatusビューに遷移し、元に戻したいファイルにカーソルをあてて!
- mainビューに戻って、差分が消えていることを確認
間違ったコミットをrevertしたい
何かを勘違いして生まれたコミットをrevertする過程です。
tigの標準キーバインドではgit revert相当の割り当てはないため、.tigrcで以下を定義しておきます。
bind main V !?git revert %(commit)
キーバインド設定の記法については拙作のやけに丁寧なtigの設定ガイド(キーバインド概論編)も参考にしてください。
- tigの紹介文を書いていたつもりがGitHubになっていたのでrevertしたい
- mainビューでrevertしたいコミットにカーソルを合わせて
V
でgit revert
を実行 - revert コミットメッセージを記述して保存
- mainビューで反映を確認
以上になります。