tigを使ったことの無い方に魅力を伝えるのは少し大変です。
「tigは軽量で使いやすいコマンドラインGUIツール」と言葉で説明されても想像が難しいからです。
良いスクリーンキャストがあればご紹介しようと思いましたが、無かったので試しに作ってみました。
tigの操作のうち、リポジトリを探索する時に使う画面をお見せします。
使用したツールはLICEcapのMac版です。
一部の画像ではKeyCastrを利用してキー入力を可視化しています。
対象はtigそのもののGitHubリポジトリです。
起動 - mainビュー
- コマンドラインからtigを起動
- tigのmainビューで
j
ork
でスクロール - splitしたdiffビューで差分を確認
- カーソル上下でコミットの移動、
j
ork
でdiffビューのスクロール
branchビュー - ブランチのcheckout
branchビューで各ブランチを確認し、checkoutするまでを紹介します。
- tigのmainビューで
H
を押下してbranchビューへ - splitしたビューでブランチ毎の履歴を確認
-
C
でgit checkout %(branch)
treeビュー - blobビュー
treeビューでディレクトリを探索し、ファイルを開いて中を確認します。
- tigのmainビューで
t
を押下してtreeビューへ - ディレクトリを探索
- ファイルを選んで
Enter
するとsplitしたblobビューへ
blobビュー - blameビュー
- diffビューで任意のファイルの差分行から
f
でblobビューへ - blobビューで
B
でblameビューへ - 任意の行で
Enter
すると、その行がコミットされたコミットのdiffビューがsplit表示 - blameビューで任意の行で
B
すれば再帰的にblame
以上です。好評であれば編集系の操作も紹介したいと思います。
※ 追記: 続編を書きました → tigの画面をアニメGIFで紹介してみる(ファイル編集・差分の削除・revert編
(ちなみに今回使用したLICEcapはなかなか便利でした。LICEcapの説明はデスクトップの指定した範囲をGIFアニメとして録画『LICEcap』 - Macの手書き説明書等が参考になります)