はじめに
この記事は、電子工作の基礎からESP8266というWifi機能を持ったArduino互換の端末を使って取得した情報をM2Xという、センサ情報を受け取りグラフ表示してくれるクラウドサービスにセンサ情報をアップするところまでをカバーした記事です。
全部で4つの記事から構成されています。
①から順番にご覧ください。
①かんたんな回路を作って電子工作の基本を習得する (←本記事)
http://qiita.com/windows222/private/6f11904f30ff540dcc37
②Arduino基礎1
http://qiita.com/windows222/private/c60d086a5909d2bff39e
③ESP8266で人感センサ情報を取得する
http://qiita.com/windows222/private/e6bcea0bef795c8cb30c
④ESP8266で取得したセンサ情報をM2xにアップロード
http://qiita.com/windows222/private/9d77cc3fe0094b78a4db
このチュートリアルを行うのに必要な部品一覧
このチュートリアルを行うのに必要な部品の一覧は、下記のとおりです。(全部で約6000円程度)
部品表は、下記リンクからダウンロードすることも可能です。
https://github.com/nagase2/arduinosample/blob/develop/IOT_workshop/PIR_to_M2X/%E9%83%A8%E5%93%81%E8%A1%A8.xlsx
部品を入手したら、次のステップへ!
部品説明
まず最初に、電子工作を行うにあたって利用する主な部品の説明です。
ここで紹介されている部品は、いずれも前出の部品一覧に含まれています。
ブレッドボード
電子製品を試作に適したボード。
縦のラインと横のラインがそれぞれ裏で結合されている。
LED
LED。長いほうが+、短いほうがマイナス
色ごとに最適な電流や電圧が異なる。一度に多くの電流を流すと、ショートする。
(ショートすると微量の白煙と匂いがでて、二度と点灯しなくなる。)
抵抗(Ω)
色で抵抗の大きさを表現している。詳しくは下記を参照。
抵抗のカラーコード
http://part.freelab.jp/s_regi_list.html
電流、電圧、抵抗はオームの法則で定義された式で表すことができる。
この抵抗を変更することで、電流を調整することが出来る。
電流(I) = 電圧(V) ÷ 抵抗(R)
LEDの様な向きはない。
ジャンパーコード
ブレッドボードをつなぐための線。
ブレッドボード上の穴に差し込むことにより繋いだ箇所に電流が流れるようになる。
スイッチ
可変抵抗
回すと抵抗値が変化する。
LEDをつかった回路にこれを組み込むことで、LEDの明るさをコントロールできる。
ボタン
光センサ
STEP1:LEDを点灯する(抵抗いれる)
最初に、電池を使ってLEDを点灯させてみます。
回路図
STEP2:スイッチを入れる
スイッチをいれ、スイッチを切り替えてみる。スイッチを左にスライドさせるとLEDが点灯し、右にスライドさせるとLEDが消灯することを確認する。
回路図
STEP3:ツマミ付き抵抗入れる
回路図
STEP4:光センサを使う
回路図
STEP5:人感センサを使う

次の記事:②ESP8266(Arduino)に簡単なプログラムをアップする
http://qiita.com/windows222/private/c60d086a5909d2bff39e