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1から始めるIntelliJ

Last updated at Posted at 2017-02-13

はじめに

そろそろJavaでサーバーサイドやらWindows ApplicationやらAndroidの開発やらをしてみたくなったので、統合開発環境を導入することにしました。
当初はEclipseを導入する予定でしたが順調にJUnitの設定でつまづいてしまい、色々思うところがありまして、IntelliJの導入に踏み切りました。
このIntelliJ、Eclipseに次いでシェア2位を誇っているようで、何よりUIが今風なのが気に入りました。
どうもEclipseは日本語環境にした途端、実行速度がアレになっちゃうみたいですね。

余談ですが環境を構築し終えてNetbeansのことを知りました。

やりたかったこと

  • IDEを触ってみたかった
  • Javaのユニットテストをしてみたかった
  • GitHubと連携して開発してみたかった

環境

O S:Windows8.1 Pro(x64)
CPU:Core i5-4300M CPU 2.60GHz
RAM:4.00GB
JDK:8u121(Windows x64)
172.png

手順

  • IntelliJダウンロード
  • IntelliJインストール
  • IntelliJ起動
  • JDKインストール
  • JDKへのパスを通す
  • テストクラスを作成
  • テストしてみる
  • GitHubとの連携
  • IntelliJエディタ設定

IntelliJダウンロード

こちら(https://www.jetbrains.com/idea/)からIntelliJをダウンロードします。
IntelliJには有償版と無償版があるようですが、今回は無償版を選択しました。
詳しい違いについてはこちらから。

  1. Community(無償)とUltimate(有償)のどちらを選べば良いですか? Java, Groovy, ScalaまたはAndroidのアプリケーションを開発するだけであればオープンソースで無償のIntelliJ IDEA Community Editionをご利用ください。 Webアプリケーション、エンタープライズアプリケーションを開発する場合は数々のツールが付属しており、フレームワークサポートの充実しているUltimate Editionをお勧めします。30日の無償試用もできます。

IntelliJインストール

ダウンロードしたインストーラーを実行していきます。
基本的にはメッセージ通りに進めていけばインストール自体に戸惑う点はないはずです。
ICOPY001.png

IntelliJ起動

インストール画面

ICOPY002.JPG
特に設定のインポートなどしない場合は下を選択。

環境のインポート

ICOPY003.JPG
「Accept」を選択。

チュートリアル起動

ICOPY004.JPG
チュートリアルが起動する。

プロジェクト作成

ICOPY005.JPG
「Create New Project」から新規プロジェクトを作成する。

ICOPY006.JPG
ここで「Java」を選択してプロジェクトを作成していくが…JDKの環境が整っていないためここからJDK設定に移る。

JDKインストール

JavaSE Development Kitをインストールしていく。

JDKダウンロード

執筆時のバージョンは8u121となっていた。
こちらからJDKの最新版をダウンロード。
171.JPG
「Accept License Agreement」をクリックし、環境に合ったものをダウンロードする。

JDKインストール

ICOPY007.JPG
インストールを進めていく。この辺りは割愛。
インストール先だけ、次のPathを通す作業で必要になるのでメモしておく。
参考:C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_121\bin

JDKへのパスを通す

JDKのインストールが終わったら、環境変数のPathを追加する。

環境変数追加

173.png
「システム」画面を呼び出す。

174.JPG
「システムの詳細設定」から「システムのプロパティ」画面を呼び出す。
「詳細設定」タブの画面下「環境変数」をクリックする。

175.png
「環境変数」画面が開いたら画面下部「システム環境変数」内の「Path」を選択する。
選択後、「編集」をクリックする。

176.JPG

「変数値」の最後に;を入力し、先程メモしておいたJDKへのパスをコピペする。
変数が複数ある場合、「;」で区切ることで複数の変数値をセットすることができる。
この辺を参考に。

Pathの確認

177.png
コマンドプロンプト上から

java -verison

と入力。バージョンが表示されていれば問題ナシ。
なんか通ってるけどエラー吐いてるような場合にはとりあえず再起動でなんとかなりました(体験談)。

テストクラスを作成

再度IntelliJからプロジェクトを作成してみる。

JDKの選択

ICOPY008.JPG
例のごとく「Create New Project」からプロジェクトを作成。
「Java」を選択し、「Project SDK」右側「New」から、「JDK」を選択する。

ICOPY011.JPG
先程インストールしたローカル側のJDKパスを選択し、「OK」をクリックする。

ICOPY012.JPG
元の画面に戻るので、リストボックスから先程設定した方のJDKを選択する。
選択後、「Next」ボタンをクリック。

プロジェクトの作成

ICOPY013.JPG
特に弄らず、「Next」をクリック。

ICOPY014.png
プロジェクト名を入力し、「Next」をクリック。

テストクラスの作成

ICOPY015.JPG
プロジェクト内「src」を右クリックし、「New」→「Java Class」を選択。

ICOPY030.JPG
適当にクラス(calc)を記述する。

public class calc {
    public int sum(int x, int y)
    {
        return x + y;
    }
}

テストディレクトリの作成

ICOPY016.png
プロジェクトを右クリック→「New」→「Directory」を選択。

ICOPY017.JPG
ディレクトリ名を入力。

ICOPY018.png
「Files」→「Project Structure」を選択。

ICOPY019.JPG
左側メニュー「Modules」を選択し、先ほど作成したTestsの上で右クリック後「Tests」を選択する。

テストクラスの作成

テストクラスを生成する

ICOPY020.png
作成したClass「calc」のソースコード上で右クリック。
「Go To」→「Test」の順で選択。

ICOPY021.png
「Create New Test...」を選択。

JUnit4の選択

ICOPY022.JPG
「Testing library」からJUnit4を選択。
「startUp/@Before」「tearDown/After」にチェックを入れる。
Member内の関数にもチェック。
「JUnit4 library not found in the module」横の「Fix」ボタンをクリックする。

ICOPY023.JPG
ウィンドウが表示されるので、「Use 'JUnit4'...」にチェックを入れ「OK」。

テストしてみる

レッドテストを記述

ICOPY024.JPG
新しく生成されたモジュール上にテストを記述。

import org.junit.After;
import org.junit.Before;
import org.junit.Test;

public class calcTest{
    @Test
    public void sum() throws Exeption {
        calc obj = new calc();
        assertEquals(1, 1 + 1);
    }
}

テストをレッドで通す

ICOPY025.JPG
上タブ「Run」→「Run」→「calcTest」の順に選択して実行する。
あるいはショートカットキー「Alt+Shift+F10」で実行する。

ICOPY026.JPG

テストをグリーンで通す

ICOPY027.JPG
グリーンで通るようにコードを書き直して実行。

GitHubとの連携

この辺で筆者は力尽きました。
おとなしく先達の知恵をお借りすることといたします。
実際のところまだGitの感覚が体感的に理解できてないので、その辺りは今後の課題です。

IntelliJエディタ設定

所感

アイエエ!統合開発環境ヤッター!
…ですが、正直なところ、まだまだ機能に使われている感じが否めません。
多機能である分、慣れるまでにかなり時間がかかりそうです。
そもそもJavaのコーディング自体に慣れることも課題の一つですが…。
慣熟も兼ねて、Javaで何か面白いモノが作れたらいいなぁ、と。

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