認証プロキシって邪魔ですよね?
最初はなんともなかったんですけどねぇ。。
時間がたつにつれ、色々な作業を阻害する要因になってきました。
別にプロキシ導入を否定するわけではないですが、、
エンジニアにとってはなんとも言えない存在なわけです。
後に続くエンジニアのため(8割方は覚えられない自分のために)、よく使うプロキシの設定についてまとめたいと思います。
- サーバ
とある昔cloud9にはまり始めた頃、社内サーバにもcloud9をインストールしようと思ったことがあり、インストールしようとしました。
さて、手順を見てみるとめちゃ簡単でした。
git clone git://github.com/c9/core.git c9sdk
cd c9sdk
scripts/install-sdk.sh
参考:Cloud9 3.0 SDK for Plugin Development
一瞬でインストール出来そうだと思いgit clone
してみたのが、悪夢の始まりでした。
-bash: git: コマンドが見つかりません
ε=\_〇 ズコー
git入ってないじゃないか!
ということでyumしてみると
Could not retrieve mirrorlist
一発目のコマンドから全然進みません\(^o^)/
はい、前置きが長くなってしまいましたが、この時初めてプロキシという存在について再認識しました。
結論から話すとyum
git
nvm
等々色々なコマンドが通りませんでした。
ここからどういう設定が必要だったかを書いていきます。
この手のアプリは五万とありますが、私は入りがこのアプリだったので、このアプリを使って説明することにします。
Windowsの場合、コマンドプロンプトを開き、ipconfig /all
とコマンドを入力してください。すると自分のIPアドレスが分かると思います。
私の場合は、IPv4 アドレスと書かれたものでした。
今回はIPv4 アドレスが123.45.67.890
だったとします。
次にコマンドプロンプトにC:\HttpProxyAuth.exe "username:password@proxyserver:port" 8888
と入力してください。あなたのプロキシサーバの環境情報が仮に下記表だった場合、コマンドはC:\HttpProxyAuth.exe "proxyuser:proxypass@proxy.test.co.jp:88" 8888
となります。
※HttpProxyAuth,exeをCドライブ直下に配置した場合の例です。
項目名 | 設定値 |
---|---|
プロキシ認証のユーザ名 | proxyuser |
プロキシ認証のパスワード | proxypass |
プロキシサーバ | proxy.test.co.jp |
プロキシサーバのポート | 88 |
中継のポート(任意) | 8888 |
さてコマンド入力が終わると、下記のように表示されると思います。
認証プロキシサーバ = proxy.test.co.jp:88
ユーザ:パスワード = proxyuser:proxypass
ローカルポート = 8888
コンソール表示有無 = 0
認証プロキシとの中継を開始しました。
エラーが出るようであれば、コマンドが間違えているので、もう一度よく確認してください。ここまで完了すれば準備は完了です。各コマンドの設定をしましょう。
- yum
vim /etc/yum.conf
#yum.confの末尾に記載
proxy=http://123.45.67.890:8888
proxy_username=proxyuser
proxy_password=proxypass
- wget
vim /etc/wgetrc
# You can set the default proxies for Wget to use for http, https, and ftp.
# They will override the value in the environment.
https_proxy = http://123.45.67.890:8888
http_proxy = http://123.45.67.890:8888
ftp_proxy = http://123.45.67.890:8888
proxy_user = proxyuser
proxy_passwd = proxypass
- git
git config --global https.proxy http://proxyuser:proxypass@123.45.67.890:8888
git config --global http.proxy http://proxyuser:proxypass@123.45.67.890:8888
git config --global url.https://github.com/.insteadOf git://github.com/
- nvm
export HTTP_PROXY=http://proxyuser:proxypass@123.45.67.890:8888
export HTTPS_PROXY=http://proxyuser:proxypass@123.45.67.890:8888
export FTP_PROXY=http://proxyuser:proxypass@123.45.67.890:8888
- npm
npm config set proxy http://proxyuser:proxypass@123.45.67.890:8888
npm config set https-proxy http://proxyuser:proxypass@123.45.67.890:8888
npm config set registry http://registry.npmjs.org/
- エディタ
サーバにcloud9をインストールしようとしていた時期からしばらくたち、今度はAtomやらに興味を持ち始め、使ってみようとしました。。
※AtomについてはHttpProxyAuthの設定は不要です。
プラグインがインストールできませんでした。。
- Atom
#コマンドプロンプトで入力
apm config set https-proxy http://proxyuser:proxypass@proxy.test.co.jp:88
apm config set strict-ssl false
- あとがき
Unity、bundle install、、、種類が多すぎる。。
手記はここで途絶えている