社用PCを新たに入手したので、環境構築しました。
以前(去年)社内PCに構築したときは、新卒ホヤホヤということもあり、先輩についていただいたので、実質初めてターミナルで構築しました。
Homebrewのインストール時に、うまくいかず悩んだのでメモしておきます。
Homebrewって?
Mac向けのパッケージ管理ツール。開発時に必要なコマンドのインストールなどでよく使います。
$ brew install package_name
で簡単にインストールできるので便利。
同様のパッケージ管理ツールにMacPortsがあり、色んな記事のインストール例でよく「ports」コマンドの例が出てきます。
ですが、こちらは使うPC内に既にあるシステムを使わず、新たにインストールして構築しようとすること・実行にsudoが必要(管理者権限)なので、嫌がるシステム屋さんも多いようです。
動作確認環境
- Mac OS X 10.8.5 Mountain Lion
- ruby 1.8.7(デフォルトのもの)
- Xcode, Command Line Toolsインストール済み
1. Homebrewインストール
こちらの記事(パッケージ管理システム Homebrew)が分かりやすいので超参考に。Command Line Toolsが必要になります。
MacPortsを既に持っている場合、インストール時にエラーになることもあるそうです。(同記事参照)
インストールは公式を参考に下記コマンドで。
- XQuartzのインストール
インストールしたら
でインストールできているかを確認します。が、OS X 10.8以降の場合、下記のエラーメッセージが出ました。
$ brew doctor
Warning: X11 is not installed.
You don't have X11 installed as part of your OS X installation.
This is not required for all formulae, but is expected by some.
You can download the latest version of XQuartz from:
https://xquartz.macosforge.org
公式のドキュメントを見ると、OS X 10.8以降ではXQuartzのインストールが前提になります。
サイトから XQuartz-2.7.7.dmg
をインストールします。
インストーラーの指示通りインストールして、再び $ brew doctor
でHomebrewが動いていることを確認。
- インストールできるパッケージ一覧の更新
インストールできるパッケージ一覧を更新しておきます。頻繁に更新されるので、インストールする前にやっておくのがセオリーなようです。
$ brew update # インストールできるパッケージ一覧を更新
brew update
Updated Homebrew from 74d50de0 to 3d396673.
==> New Formulae
groovysdk jenv jsoncpp lastpass-cli pinentry-mac pup skinny sword tutum ... # 増えたパッケージ
==> Updated Formulae
aalib fontforge ilmbase ...
Formulaは、Homebrewではビルド手順の書かれたスクリプト、つまりパッケージのことを指しています。
参考: