Juliaは言語自体がMatlabみたいな機能を備えていますが,グラフを描く機能は持っていないので別のパッケージを入れて使います.D3.jsと連携しているGadfly.jlとか,Plots.jlとかあります.中でもPyPlot.jlはmatplotlibに似てる(というかそのまま)のでPython+numpyに慣れている人だと,だいたいそのまま使えます.
PyPlot.jlをデフォルトで使うと日本語が化けるので,設定方法をメモっておきます(毎回忘れるので).やり方はmatplotlibと同じです(同じやり方で出来るので楽というべきか,他のバックエンドならそのまま使えるのか(未調査))
フォント設定
JuliaからPythonを呼び出すPyCall.jlを使って,matplotlibの設定を書き込みます.
using PyPlot
using PyCall
PyCall.PyDict(matplotlib["rcParams"])["font.family"] = "TakaoPGothic";
x = 0.01:0.01:2.4;
y = sin(x) + cos(sin(2x));
plot(x, y, "r--", label="y=\sin(x) + \cos(\sin(2x))")
title("お豆腐にならないよ")
xlabel("お豆腐にならないよ")
ylabel("yもならないよ")
legend()
参考サイト
おまけ
- Plots.jlを使ってみましたが,やはりお豆腐ラベルでした.調べたら設定できるとは思いますが・・・.
using Plots
x = 0.01:0.01:2.4;
y = sin(x) + cos(sin(2x));
plot(x, y, xlab="お豆腐になる?")