Puppetのインストール手法についてまとめておく。
本シリーズの目次
- Infrastructure as Code 概念の理解
- Puppet環境の準備
- Puppetの基本の理解その1 Resource,Ordering,Class,Define,Node
- Puppetの基本の理解その2 Module,File,Templates,Variable
- Puppetベストプラクティスの理解その1 ディレクトリ構成とその役割
- Puppetベストプラクティスの理解その2 多種多様なサーバの構成管理
- [Puppetベストプラクティスの理解その3 Hieraで世界が変わる?] (http://qiita.com/takeuchikzm/items/e04e6cbe84a185eb1f26)
前提条件
- 構成管理対象としてはCentOS 6.5を想定する。
- VirtualBoxおよびVagrantがインストールされていること。
テスト用仮想マシンの準備
Puppet提供のVMを使う場合
VirtualBox用のイメージが無料ダウンロードできる模様。(ただし登録が必要)
Vagrantを利用する場合
:vagrantによるVMの準備
$ sudo mkdir PuppetVagrant
$ sudo cd PuppetVagrant
$ sudo vagrant box add CentOs6.5 https://github.com/2creatives/vagrant-centos/releases/download/v6.5.3/centos65-x86_64-20140116.box
$ sudo vagrant init CentOs6.5
$ sudo vagrant up
$ sudo vagrant ssh
[vagrant@vagrant-centos65 ‾]$
(うまくいけばVMにログインできる。ログイン時のusername/passwordはともにvagrant。)
PuttyやTeraterm等の任意のSSHクライアントでログインしたい場合は、vagrant init
直後に出来上がるVagrantfileの中の
PuppetVagrantVagrantfile
config.vm.network :private_network, ip: "192.168.33.10"
でローカルマシンからアクセスできる任意のアドレスを設定することができる。
puppetのインストール
以下はすべてvagrantで作成したVMの中の操作とする。
:puppetのインストール
$ sudo rpm -ivh http://yum.puppetlabs.com/puppetlabs-release-el-6.noarch.rpm
$ sudo yum install -y puppet
これでPuppetのインストールは完了。なお、2014/09/05時点でこの手順を実行すると、
- puppet-3.7.0-1
がインストールされた。