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「口やかましい少数派」に翻弄されるQiitaサポートは無能である

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Qiitaサポートは無能である

始めに言っておく。

はっきり言って、今のQiitaサポートは無能である。「口やかましい少数派」(後述)の奴隷だ。

自由の国アメリカでは星条旗を燃やすことも自由を保障するために許されているとは有名な話だが、良識のあるQiitaならいきなり消しはしないだろう。私は大真面目でこの記事を書いているのだから。

この記事では、なぜQiitaサポートが無能であると思うかという理由を書き、そして最後に改善案を書いて終わりにする。

事の経緯

この記事を書こうと思った理由は、Qiitaサポートによる理不尽な対応を自分がされたり、目の当たりにしたからだ。

私のケース

「品位が問われるAdvent Calendar ― シェルスクリプトはどこでも動く!」という記事だ。ただし今見られる内容は、Qiitaサポートにコメントを全部消され、お気に召すような修正を余儀なくされたものだ。

私は、このAdvent Calendarの主催者がTwitter上で私の推奨する「POSIX原理主義」や「POSIX原理主義者」を技術的に批判するのではなく侮辱したことに対して、「よりにもよってAdvent Calendar主催者のやることではない」と批判をした。もちろん、馬鹿、死ね、といった侮辱語は避け、非公開の個人情報を暴露したり、脅迫したりなどといった行為を行わぬよう意識しながら書いた。

しかしこの記事は炎上し、Qiitaサポートは私の記事を「利用規約8.2.4に違反する」として事前警告もなしに、いきなり強制非公開にするとともに、コメント&いいね全削除を実行した。

この措置を実施した直接のきっかけは、「批判意見がいくつか寄せられたから」ということだ。そのためか、措置がなされた後に再投稿した記事には過去の魚拓を晒そうした煽りコメントが残っている。私が何も訴えていない1から残っているのだろう。Twitterタイムラインを見れば明らかだが、コイツ(@warui0taku)こそ100%悪意に満ちたアカウントであり、コメントなりアカウントなり削除すべきじゃないのか。「利用規約8.2.4に違反する」という大義名分で私の記事をいきなり非公開化し、コメントといいねを全削除したのなら。(ちなみに Qitta サポートの言い分では、魚拓を作成するのは著作権に抵触するので禁止らしい)

他の投稿者のケース

自分の記事だけなまだしも、同様のケースが他の記事でも見られたため、いよいよ声を上げずにいられなかった。

フリーランス残酷物語 Advent Calendar 2016というフリーランス情報技術者の苦労話を語るアドベントカレンダーがあり、特にその3日目が炎上した。

「テーマがQiitaに相応しくない」、そしてはてなブックマークでは「gitすら満足に使えない者に書く資格無し」とでも言いたいかのような心無いコメント2が溢れた。当然ながらQiita上のその記事に対しても心無いコメントが多数ついた。筆者は反論・応戦をするが、やがて言葉遣いが荒くなり、Qiitaサポートは乱暴な言葉を含むコメントをこれまた規約違反という大義名分で次々削除していった。(上記記事のコメント欄を見ればその形跡が今でも確認できる)

恐らくまた、Qiitaサポートは批判意見が寄せられたことでこの措置を実行したのだろう。その結果、その筆者は萎縮して7日目に断筆宣言をしてしまった3

ITエキスパートのためのサイトを謳う@ITですら、自分戦略研究所と称してエンジニアライフをテーマにした記事を掲載している。情報技術者にとって有意義な話はプロダクト以外のところにもたくさん転がっている。Qiitaもそういうことはよくわかっていると思われ、エンジニアというタグがあったり、ポエムというタグがあったり、さらには筋肉 Advent Calendar 2016などがあったりするが、どれも消しはしていない。実際私も、これらどれも情報技術者に価値ある内容だと思っている。

なのに情報技術者としてのフリーランスが業務上の苦悩を語ることが、なぜこのサイトの趣旨に反していると言えるのか。だいたい、自分が独自のテーマのAdvent Calendarを起こしたのであって、趣旨の異なる他のAdvent Calendarに乱入したわけでもないのだから、嫌なら見るなと思う。

この記事にコメントをしていた @hidekuro は挑発的なコメントこそすれど、荒い言葉遣いはしなかったことでコメントが残っているが、これを見ると発想が貧困だとしか思えない。そして執拗に批判を展開していた。こういう人こそ「口やかましい少数派」だと思う。

口やかましい少数派とは

いわゆるノイジーマイノリティーのことだ。本質的でないことであるにも関わらず執拗に声を上げたり、自分達の意見こそが主流であるかのように(意識的・無意識的に)見せる者達のことだ。

この概念は、昔から認識されており、探せばいろいろところで言及されていることがわかる。Web上で見られるいくつかの文章を引用しておく。

少数派の意見がいかにも大きな異議であるように見せることは簡単です。 長々としたメールをメーリングリストに大量に投稿すればいいのです。 これは議事進行妨害と似ていますが、 反対意見が大きくなっていると思い込ませることにはより強力な意味があります。

というのも、これはSNSに限る話ではないんですが、少数の強い批判をする方々がいるが故に、90パーセント以上の人々に喜ばれるような、社会的意義のあることがなされていないということが結構あるんですよ。

結局このどちらも、「ノイジーマイノリティーに惑わされるな」ということを言っている。口うるさい人の意見が、コミュニティーを構成する人員の総意だと錯覚してしまう運営者が多いからだ。

規約は守るものではない。正義のために都合よく利用するものだ

弁護士も政治家も、「法律は守るものではない。都合よく使うものだ」など、誰一人表だって言いはしないだろう。だが実際は、彼らのやっていることとはまさにそれだ。もちろん原則として守りはする。しかし、条文では違反かどうかはっきりしないことに対しては都合よく解釈し、自分の主張を通すために利用している。彼らがそういう思惑を持って行動していることなど、毎日のニュースを見ていればマスコミがご丁寧に解説していてよくわかる。

だが、私はそれを批判するつもりはない。むしろそうあるべきだ。正義のためにやっているのなら。それどころか、何の正義も無しに規則守ることを目的にしている者こそ批判されるべきとさえ思う。一部の無能な役人が「規則ですから」「規則にありませんから」などと言って目の前の現実よりも規則を尊重した結果、ただ不幸な者が生まれただけだったという話がよくある。規則は人の為、正義の為にあるのだから、それが達成できるか考えながら使わなければ意味がない。

振り返ってQiitaはどうだ? 口やかましい少数派が、「規約違反だ!」と声を上げたら「はいかしこまりました」と対応してるだけにしか見えない。先に例示した対応からは正義感が全く感じられない。代わりに感じられるのは、「規約に沿っていないじゃないか」という指摘に「はい、すみませんでした」と盲目的に応じる思考停止っぷりだ。

Qiitaの正義とはそんな薄っぺらなものか。情けなくて呆れる。

Qiitaに対する要望

長い長い問題提起をしてきたが、では具体的にどう改善していくべきかという提案を述べる。

1. 問題の経緯をよく観察する

炎上している記事・コメントがあったら、その経緯、そして両者の言い分をよく観察し、「誰がどのように悪いのか」を総合的に判断してもらいたい。サポートに寄せられてくる批判は「口やかましい少数派」である場合が多いのだから、それを真に受けるなど無能のやることだ。

そして、誰に是正を求めるべきか、的確にあたりをつけてから行動してもらいたい。

2. 事前警告をして、考える時間を与える

これは次項とまとめて述べる。

3. Qiitaサポート内での議論の経緯を伝える

現状、Qiitaサポートは削除という措置を実施する場合に、警告も無しに実施する。しかも事後に「規約違反です」だけ伝えてくる。

正義を信じて記事やコメントを書いている者からしたら、一体どの部分が悪いのかさっぱりわからない。結果その筆者はどうするか。萎縮や失望をして断筆するか、Qiitaサポートのお気に召さぬ記事を再度投稿して削除されるという堂々巡りをするかのどちらかだ。

@Qiita サポートはガキかと思う。「口がきけないのか」と。

まず相手を大人と見なし、考える余地を与えるべきだ。そしてその際、

Qiitaに対してこういう意見が寄せられた。それに基づき社内でこういう議論がなされた、その結果、あなたにこうしてもらいたい。異議がある場合は返信してもらいたい。

など、経緯や考えを丁寧に伝えるべきだ。

警告対象者がどうみても悪意に満ちている人に見えるなら、こんな面倒臭い手順を踏まなくてもよいと思うが、100人が100人そういう輩ではない。大半は大人だ。バカではない。バカは口やかましい少数派の方だ。

最後に一言

守るべき、そして育てるべきは、Qiitaに記事を投稿し、Qiitaというサイトの価値を高めてくれている者達だろ!口やかましい少数派(ノイジーマイノリティー)を守ってどうする!もっと賢い対応をしてくれよ! > @Qiita サポート


  1. 私自身が口やかましい少数派と同類になりたくない。 

  2. そもそも、gitというただ一つのプロダクトが上手に使えいことで技術者を見切る者にこそ技術者としてのセンスがない。プロダクトごときに踊らされる者は、そのプロダクトを取り上げられた途端、無能になる。 

  3. 幸いにして、多数の支持者がその後日を埋め、激励したこともあって、最終日には戻ってきてくれることになったが……。 

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