110
96

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

さくらレンタルサーバーにSSHで公開鍵ログインする

Last updated at Posted at 2015-01-16

さくらレンタルサーバー(スタンダードプラン以上のプラン)にSSHの公開鍵認証でログインしました。

この記事では、SSH ログインの手法とともに、公開鍵認証でログインしパスワードを毎回入力しないで済む手順を記載しています。SSH でのパスワード要求に配慮した内容としました。

環境・事前準備

SSH ログイン環境は Mac から行いました。

環境はさくらレンタルサーバー(ボクの場合はスタンダードプラン)が契約済みであり、ローカルマシンには公開鍵と秘密鍵のペアが~/.sshディレクトリに用意されているものとします。

必要な情報は3つです。

  1. さくらレンタルサーバー名
  2. さくらレンタルサーバーのアカウント名
  3. さくらレンタルサーバーのパスワード

ログイン情報が書いてある契約サービスの接続情報を確認

さくらレンタルサーバーに契約すると、FTPのアクセス情報をメールで送ってきます。

メールの接続情報を確認します。

さくらレンタルサーバーから届いたメールに書いてある情報
《 契約サービスの接続情報 》

FTPサーバ名 : ほげほげ.sakura.ne.jp
FTPアカウント : ほげほげ
FTP初期フォルダ : www
サーバパスワード: ぴよぴよ

このようにメールに記載されたFTPのログイン情報を使ってSSHログインします。

SSHでさくらレンタルサーバーにログインする

メールに書いてある情報に従ってSSHでさくらレンタルサーバーにログインします。

SSHでさくらレンタルサーバーにログイン
ssh ほげほげ@ほげほげ.sakura.ne.jp

# パスワードを聞かれます
ほげほげ@ほげほげ.sakura.ne.jp's password:ぴよぴよ

# ログイン
Welcome to FreeBSD!

SSHでログインしようとすると、パスワードを聞かれるので、メールに記載されたパスワードをタイプします。

**Welcome to FreeBSD!**と表示されたらログイン成功です。

ログインが成功したら、一旦ログアウトします。

exitします
exit

ログイン設定を用意

さくらのドメインは長いので毎回書くのが面倒です。短く書けるように~/.ssh/configというファイルにログイン設定を用意します。

ログイン設定をconfigファイルに書き込む
vi ~/.ssh/config

Host example.com
  HostName ほげほげ.sakura.ne.jp
  User ほげほげ

Hostはexample.comにしていますが、ここを適当にhogeなど短い名前にしておけばログインが簡単になります。

公開鍵をさくらレンタル−サーバーにSCPで転送する

scpで公開鍵をさくらレンタル−サーバーに転送します。ここで公開鍵はid_rsa.pubという名前です。

scpで公開鍵をコピー
scp ~/.ssh/id_rsa.pub example.com:/home/ほげほげ/.ssh/authorized_keys

ここではパスワードを聞かれる場合があります。もし聞かれたら、ログイン情報にあるパスワードを入力します。

さくらレンタル−サーバーへコピーしたauthorized_keysのパーミッションを変更します。

authorized_keysのパーミッションを変更する
# さくらレンタル−サーバーにログイン
ssh example.com

# パーミッションを変更する
chmod 600 .ssh/authorized_keys

一旦ログアウトします。

exitします
exit

SSH公開鍵認証でさくらレンタル−サーバーにログイン

sshでログインできるか確認します。

SSH公開鍵認証でさくらレンタルサーバーにログイン
ssh example.com

今度はさくらレンタル−サーバーのパスワードを聞かれないでログインできました。

110
96
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
110
96

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?