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RaspberryPi3のかんたん初期設定

Last updated at Posted at 2016-11-15

raspi3をセットアップする

raspiをセットアップした時の備忘録。
やったことはこれ。

  • SDカードのフォーマット・インストール
  • raspi-configでモロモロの設定
  • 日本語入力の設定する
  • シェルを変更する(zsh)
  • hostnameでsshできるようにする
  • nodejsを入れる
  • php5.6をいれる

環境

  • Raspberry Pi 3
  • Raspbian Jessie September 2016 2016-09-23

SDカードのフォーマット・インストール

  1. ダウンロードと解凍
    はじめに任意の場所にRaspbianを落として解凍しておく。
    CLIからだけでフォーマットしようとしたら失敗したので、最初にDiskUtility.appでフォーマットしてから下記を実行する。

  2. マウント先の確認
    まずどこにSDカードがマウントされているか確認する。(普通はdisk2やdisk3)
    $ diskutil list

  3. Raspbianを書き込みをする
    次に以下のコマンドで書き込みを行う。ddコマンドは完了するまで何も通知が出ないが、Ctr+Tで進捗を確認できる。
    $ sudo dd if=Documents/2016-09-23-raspbian-jessie.img of=/dev/rdisk2 bs=1m

  4. SDを取り出す
    完了したら取り出しをする。
    $ diskutil eject /dev/disk2

raspi-configでモロモロの設定

文字コードやタイムゾーンを適切に設定して環境を整える。以下のコマンドから設定画面を開く。
$ sudo raspi-config
こんな感じでロケールとタイムゾーンの設定にはいる

  1. ロケール
    5 Internationalisation Options > I1 Change Locale
    日本語環境ならja_JP.UTF-8を選択すれば問題ない。

  2. タイムゾーン
    5 Internationalisation Options > I2 Change Timezone
    大阪に住んでいようが広島に住んでいようがAsia > Tokyoを選択する。

  3. キーボード
    5 Internationalisation Options > I3 Change Keyboard Layout
    自分の環境に合わせてキーボードを選択する。

  4. パスワードを変える
    $ passwdで変えてもうまく反映されなかったのでraspi-configから変える
    2 Change User Password
    CLIからパスワードを入れる画面になるのでパスワードをいれる。

日本語入力の設定する

  1. アップデート
    はじめにアップデートをかけておく。
    $ sudo apt-get update

  2. 日本語フォントの追加
    日本語フォントを入れる。
    $ sudo apt-get install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfont-kaname

  3. 日本語入力システムの追加
    日本語入力システムのMozcをいれる
    $ sudo apt-get install ibus-mozc

  4. 再起動
    再起動して今までの設定を反映させる
    $ sudo reboot

シェルを変更する(zsh)

普段使っているzhsrcを反映するためにシェルを変更した。ただ単にchshするのではハマるので注意。

  1. /etc/pam.d/chshを編集する
    $ sudo vim /etc/pam.d/chsh
    auth required pam_shells.soをコメントにする

  2. zshを入れる
    まずzshを落としてきて場所を確認する

$ sudo apt-get install zsh
$ which zsh
/usr/bin/zsh

ハマりポイント

このステップを踏まないとシェルを変更できない

/etc/pam.d/chshを編集する
auth required pam_shells.soをコメントにする
$ sudo vim /etc/pam.d/chsh

/etc/pam.d/chsh
# This will not allow a user to change their shell unless
# their current one is listed in /etc/shells. This keeps
# accounts with special shells from changing them.
-auth       required   pam_shells.so
+# auth       required   pam_shells.so

chshする
$chsh -s /usr/bin/zsh

hostnameでsshできるようにする

同じネットワーク上ならホスト名でアクセスできるように設定する。
この例ではhostnameをtarapeとして設定している

  1. avahiを導入する
    avahiはMacのBonjourにあたるもの。これでホストネームでsshできるようになる。
    $ sudo apt-get install avahi-daemon

  2. /etc/hostnameを編集
    $ sudo vim /etc/hostname

/etc/hostname
-raspberrypi
+tarape

3./etc/hostsを編集
$ sudo vim /etc/hosts

/etc/hosts
127.0.0.1       localhost
::1             localhost ip6-localhost ip6-loopback
fe00::0         ip6-localnet
ff00::0         ip6-mcastprefix
ff02::1         ip6-allnodes
ff02::2         ip6-allrouters
 
-127.0.1.1      raspberrypi
+127.0.1.1      tarape 

4.リブートする
$ sudo reboot

5.自分のPCからSSHして動作確認
$ ssh pi@"tarape".local
tarapeの部分には自分が設定したhostnameをいれる。

nodejsを入れる

1.nodejs, npm, n packageを入れる

$ sudo apt-get install -y nodejs npm
$ sudo npm cache clean
$ sudo npm install n -g

2.n packageを使ってnodeをインストールする

$ sudo n stable
$ exec $SHELL

3.バージョンを確認して最初にいれたnode.js, npmは削除する

$ node -v
v7.0.0
$ sudo apt-get purge -y nodejs npm
$ sudo apt-get autoremove

php5.6を入れる

いろんな記事に色々書いてあるが執筆現在('16 11/16)ではapt-getで5.6が入る。

$ sudo apt-get install php5
$ php -v

参考

Raspberry Pi 3でRaspbian Jessieをセットアップする方法
Raspberry Piの初期設定まとめ
chsh: PAM authentication failed on Ubuntu 12.04
Raspberry Piにホスト名の設定をしたメモ
Ubuntuに最新のNode.jsを難なくインストールする

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