42
46

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Markdown Slideshow

Last updated at Posted at 2014-06-22

簡単にプレゼンテーションのスライドを作るツールはたくさんあります。
SlidebeanDecksetを使いましたがGitHubやGitLabなどで
Markdownを使う機会が多いと普段のエディターでスライドを作りたいです。

普段のエディターはSublime TextMarkdown Previewのパッケージを使っています。
今回はMarkdown SlideshowのパッケージでSpeaker Deckに公開する手順を紹介します。

この手順で作成したスライドを勉強会で発表しました。
発表のスライド (Changelog on Blog)

Markdown

最初にMarkdownの良いところを紹介します。

  • プレーンテキストとして文書を記述 --> 好きなエディターを使うことができます。
  • 軽量で書きやすく、読みやすい --> シンプルなレイアウトなので文章に集中できます。
  • HTMLへと変換 --> 画像、リスト、表などの高度な表現力を利用することができます。

これらはシンプルなプレゼンテーションのスライドを作ることに向いています。

Usage

プレゼンテーションのスライドに便利な記法を紹介します。
拡張記法はエディターにより対応していない場合があります。)

画像のサイズ変更

<img>タグのwidth属性やheight属性を設定します。

Example

画像の幅を100pxにします。

Markdown:

![original](https://octodex.github.com/images/original.png){:width="100px"}

Output:

<p><img alt="original" src="https://octodex.github.com/images/original.png" width="100px" /></p>

画像のポジション変更

style属性が使えるので、スタイルシートのテクニックを活かす事ができます。

Example

画像の位置をセンタリングします。

Markdown:

![repo](https://octodex.github.com/images/repo.png){:width="100px" style="display:block;margin-left:auto;margin-right:auto;"}

Output:

<p><img alt="repo" src="https://octodex.github.com/images/repo.png" style="display:block;margin-left:auto;margin-right:auto;" width="100px" /></p>

画像にリンク追加

![]()[]()に含めます。[![]()]()が合体の状態です。

Example

<a>タグの左マージンを100pxに指定します。

Markdown:

[![benevocats](https://octodex.github.com/images/benevocats.png){:width="100px"}](https://octodex.github.com){:style="margin-left:100px;"}

Output:

<p><a href="https://octodex.github.com" style="margin-left:100px;">
<img alt="benevocats" src="https://octodex.github.com/images/benevocats.png" width="100px" /></a></p>

アイコンフォントのスタイルシート

class属性が使えるので、リンクしたスタイルシートを利用することができます。

Example

<a>タグの色を黒にしてリンクと下線を無効しています。OcticonsOctocatが表示されます。

Markdown:

<link rel="stylesheet" href="http://octicons.github.com/components/octicons/octicons/octicons.css">
[ ](){:class="mega-octicon octicon-mark-github" style="color:black;text-decoration:none;border-bottom:none"}

Output:

<p><link rel="stylesheet" href="http://octicons.github.com/components/octicons/octicons/octicons.css">
<a class="mega-octicon octicon-mark-github" href="" style="color:black;text-decoration:none;border-bottom:none"> </a></p>

表示されない文字

HTMLが記述できるので、コメントが使えます。

Example

HTMLはそのまま使えるので変わりはないです。

Markdown:

<!-- I ❤ CATS -->

Output:

<!-- I ❤ CATS -->

Workflow

プレゼンテーションのスライドを作る方法を紹介します。
Markdown -> HTML -> PDF -> ... と変換します。

Write in markdown

まずは、Markdownでテキストを記述します。
スライドの区切りは----です。____で区切るとスライドの文字が小さくなります。

# タイトル

コンテンツ

<!--
  ノート
-->

----

次のコンテンツ

____

## コンテンツ文字が小さく

コンテンツ

Slideshow in browser

次に、Markdown SlideshowのパッケージでHTMLに変換します。

<slide>
  <hgroup>
    <h1>タイトル</h1>
  </hgroup>
  <article class="none">
    <p>コンテンツ</p>
    <aside class="note">
      ノート
    </aside>
  </article>
</slide>

<slide>
  <hgroup>
    <p>次のコンテンツ</p>
  </hgroup>
</slide>

<slide>
  <hgroup>
    <h2>コンテンツ文字が小さく</h2>
  </hgroup>
  <article class="smaller">
    <p>コンテンツ</p>
  </article>
</slide>

これだけでWebブラウザでプレゼンテーションができます。

Sublime Textを使わない場合は、mCiderがコマンドラインに対応しています。

Export to PDF

そして、Webブラウザの機能でPDFに変換します。

  • Safariのプリントで方向を横向きにしています。

safari_print

Upload a PDF

最後に、PDFSpeaker Deckにアップロードします。
パブリックに公開するにはPublish this deckをチェックしましょう。

speakerdeck_new

また、PDFはPowerPointに変換できるので、Keynoteにも変換できます。

MarkdownがPowerPointになるのは、何かと便利です。

Tips

Jekyll sites on GitHub Pages

GitHub Pageskramdownをサポートしているので紹介した拡張記法を利用することができます。

kramdownのFenced code blocksの記法は~~~ですが、Jekyllの_config.yml
Github Flavored Markdownを設定すると```が利用できます。

markdown: kramdown
kramdown:
  input: GFM
42
46
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
42
46

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?