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<CocoaPods>SwiftでmBaaSを始めよう!

Last updated at Posted at 2016-02-08

【お知らせ】こちらのドキュメントは古くなっています。最新版をご覧ください▼
<CocoaPods>SwiftでmBaaSを始めよう!(use_framewoks!を有効にした方法)

【Swift×mBaaS】シリーズ概要

★★★【NEW】もっと簡単に導入できるようになりました!★★★
▼詳しくはこちら▼
<CocoaPods>SwiftでmBaaSを始めよう!(use_framewoks!を有効にした方法)

手順

1. XcodeでSwiftのプロジェクトを作成する

  • 既存のプロジェクトを使う場合はとばして下さい。
  • 作成方法はさまざまなサイトや本に書いてあるかと思いますが、一応簡単なプロジェクトの作成方法を載せておきます。
  • Xcodeを開き、「File」→「New」→「Project...」を選択します。
  • iOS下の「Application」→「Singl View Application」選択し、「Next」を選択します。
  • 「Product Name」を記入し、「Language」は「Swift」を選択してください。
  • できたら「Next」を選択すると、保存先選択画面が出るので適当な場所に保存をしてください。

2. CocoaPodsでiOS用SDKをインストールする

  • ターミナルを起動します
  • ターミナルはアプリケーション一覧の「その他」の中にあります
  • 以下の操作でコマンドを入力します。XXX :~ YYY $のあとに続けて、指定のコマンドの$以降を入力してください。※XXXYYYはユーザー名なのでそれぞれ異なります。ディレクトリを移動すると~の部分が変わります。

スクリーンショット 2016-02-09 9.18.30.png

  • 1.で作成した新規あるいは既存のプロジェクト内の「プロジェクト名.xcodeproj」と同じディレクトリにターミナル上で移動します。(※__大事!__これをやっておかないと失敗します!!)
  • 次のコマンドを入力:$ cd [指定ディレクトリ]
  • CocoaPodsを「はじめて使う場合」→ CocoaPodsを__インストール__する。
  • 次のコマンドを入力:$ sudo gem install cocoapods
  • CocoaPodsを「既にインストールしている場合」→CocoaPodsの__バージョンアップ__をする。
  • 次のコマンドを入力:$ sudo gem update --system
  • インストールが初めての場合あるいは、アップグレードして最初の起動の場合はセットアップをする。
  • 次のコマンドを入力:$ pod setup
  • バージョン確認をします。
  • 次のコマンドを入力:$ pod --version
  • バージョンが表示されればOK!
  • Podfile(インストールするライブラリを指定するファイル)を作成します。
  • 次のコマンドを入力:$ pod init

スクリーンショット 2016-02-09 9.36.14.png

  • 作成したPodfileを開いて、以下の内容を記述します。
  • プロジェクト名」の部分は、作成しているXcodeプロジェクトでSDKを利用するプロジェクト名を記入してください。
Podfile
platform :ios,'8.0'

target "プロジェクト名" do
   pod 'NCMB', :git => 'https://github.com/NIFTYCloud-mbaas/ncmb_ios.git'
end
  • workspaceを作成します。
  • 次のコマンドを入力:$ pod install --no-repo-update
  • 作成された「プロジェクト名.xcworkspace」をダブルクリックしてXcodeを開きます。

3.ヘッダファイルを作成する

  • CocoaPodsでインストールしたSDKをSwiftから利用できるようにするためにはヘッダーファイルを作成する必要があります。

  • 先ほど開いたXcode左側のファイル一覧から、AppDelegate.swiftファイルと同じディレクトリにXXXXXXX-Bridging-Header.hを作成してください。※XXXXXXXのところは任意です。プロジェクト名とかを入れておくといいです。

  • AppDelegate.swift上で右クリックし→「New File...」を選択→iOS下の「Source」を選択→「Header File」を選択→「Next」をクリックするとファイル名を入力する画面が出ますので、「Save As:」の欄に「XXXXXXX-Bridging-Header」を記入「Create」をクリックするとファイルが作成されます。

  • 作成したファイルの中に下記の内容を追記してください。

XXXXXXX-Bridging-Header.h
#import <NCMB/NCMB.h>

4.XXXXXXX-Bridging-Header.hファイルをプロジェクトに読み込む

  • 「Build Settings」をクリックしてください。
  • 「Objective-C Bridging Header」をダブルクリックすると入力用のふきだしが出てくるので、XXXXXXX-Bridging-Header.hをドラッグ&ドロップしてください。
  • XXXXXXX-Bridging-Header.hのディレクトリが入力されたことを確認してください。
  • 例)User/*****/Documents/**user**/pushTest/pushTest/XXXXXXX-Bridging-Header.h

032.png

(2016/06/23更新)

5. AppDelegate.swiftを編集する

  • ニフティクラウドmobil backendを使うために必要なAPIキーの設定とSDKの初期化処理はAppDelegate.swiftここに書いておきます。
  • またデータストアにデータを上げるサンプルコードもここに書くことで起動時にデータを保存できます。
  • 下記のコードをAppDelegate.swiftに貼り付けてください。
  • そのとき、2つのAPIキーをニフティクラウドmobil backendのダッシュボード上からコピーして書き換えてください。(※アプリケーションキーとクライアントキーをそれぞれ「YOUR_NCMB_APPLICATIONKEY」と「YOUR_NCMB_CLIENTKEY」の部分に書きます。)
AppDelegate.swift
@UIApplicationMain
class AppDelegate: UIResponder, UIApplicationDelegate {
    var window: UIWindow?
    //********** APIキーの設定 **********
    let applicationkey = "YOUR_NCMB_APPLICATIONKEY"
    let clientkey      = "YOUR_NCMB_CLIENTKEY"
    
    func application(application: UIApplication, didFinishLaunchingWithOptions launchOptions: [NSObject: AnyObject]?) -> Bool {
        // Override point for customization after application launch.
        //********** SDKの初期化 **********
        NCMB.setApplicationKey(applicationkey, clientKey: clientkey)
    
        //********** データストアにデータを保存 **********
        let query = NCMBQuery(className: "TestClass")
        query.whereKey("message", equalTo: "Hello, NCMB!")
        query.findObjectsInBackgroundWithBlock{(NSArray objects, NSError error) in
            if error == nil {
                if objects.count > 0 {
                    let message = objects[0].objectForKey("message") as! NSString
                    print("[FIND] \(message)")
                } else {
                    var saveError: NSError?
                    let obj = NCMBObject(className: "TestClass")
                    obj.setObject("Hello, NCMB!", forKey: "message")
                    obj.save(&saveError)
                    if(saveError == nil) {
                        print("[SAVE] Done.")
                    } else {
                        print("[SAVE ERROR] \(saveError)")
                    }             
                }
            } else {
                print(error.localizedDescription)
            }
        }
        return true
    }
}

参考

####ターミナルでよく使うコマンド

ターミナル
# 現在のフォルダ内のファイル表示
$ ls
# 現在のディレクトリの表示
$ PWD
# 指定ディレクトリに移動
$ cd [指定ディレクトリ]

####参考にしたサイト

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