Meteor でサーバーサイドのデバッグをする方法です。
Meteor 1.1.0.2 で動作確認しました。
Meteor サーバーサイドのデバッグ手順
Meteor をデバッグモードで立ち上げます。
$ meteor debug
[[[[[ ~/meteor-example-app ]]]]]
=> Started proxy.
Starting your app -
Your application is now paused and ready for debugging!
To debug the server process using a graphical debugging interface,
visit this URL in your web browser:
http://localhost:8080/debug?port=5858
「visit this URL in your web browser:」に表示されている URL (http://localhost:8080/debug?port=5858) にブラウザでアクセスします。
すると、Webインスペクタが表示されますので、クライアント側と同じような感覚でサーバー側のデバッグが行えます(なんだか不思議な気分です)。
ソースコード一覧を表示し、デバッグを行いたいコードにブレイクポイントを設定することで一時停止したり、変数の値を確認したりすることができます。
デバッグモードで meteor を起動すると、はじめはポーズ状態になっているので、先に進めたい場合はWebインスペクタの三角マークをクリックしてアプリケーションの停止を解除する必要があります。
余談
ちなみに、WebKit系のブラウザ(Google Chrome, Safari)でないと動かないようです。Firefox では動きませんでした。
また、Web 上で Meteor のデバッグ方法を調べると、NODE_OPTIONS='--debug-brk' と
node-inspector を利用する方法が見つかりますが、0.x 系のバージョンのデバッグ方法のようです。
1.x 系を利用している方は meteor debug を使用する方が簡単です。
それではよい Meteor ライフを!
参考
- Server-side debugging broken in latest Meteor - Meteor forums
https://forums.meteor.com/t/server-side-debugging-broken-in-latest-meteor/788