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WerckerでRe:VIEWの原稿をビルドする

Last updated at Posted at 2016-03-26

Dockerコンテナを使いやすいWerckerというCIサービスがあるそうなので、Re:VIEWで書いた原稿をビルドするようにしてみました。

サンプルのリポジトリ: https://github.com/mstssk/ReVIEW_Wercker_Sample

CircleCI 2.0の場合はこちら
http://qiita.com/mstssk/items/1820dd2e5e03d735ba19

解説

リポジトリの構成はreview-initコマンドで初期化したほぼそのままの構成の前提です。

Werckerも、CircleCIなどの他のサービスと同様に、GitHubリポジトリを監視してくれます。
連携の設定についてもだいたい同じだったので割愛します。
Wercker独自の設定ファイルについては下記です。

wercker.ymlの設定

Werckerでは設定をwercker.ymlに記述します。今回の場合、たったの10行程度で済みました。

wercker.yml
box: vvakame/review

build:
  steps:
    - script:
        name: Build PDF
        code: |
          cd articles
          rake clean pdf
          cp book.pdf ${WERCKER_REPORT_ARTIFACTS_DIR}/
          ../upload_dropbox.sh book.pdf ${DROPBOX_TOKEN}

使用するコンテナの指定

box: vvakame/review

vvakameさんが作ったRe:VIEWのビルド用コンテナです。
https://hub.docker.com/r/vvakame/review/

実行するscript

rake clean pdf

Re:VIEWでPDFをビルドします。
review-initはRakefileを作ってくれるので、ここではそのままrakeコマンドでビルドしています。
もちろん、他のビルドツールでreview-pdfmakerや他のRe:VIEWのサブコマンドを使ってもいいです。
 

cp book.pdf ${WERCKER_REPORT_ARTIFACTS_DIR}/

ビルドしたPDFをWerckerの成果物ディレクトリにコピーしています。
コピーしておいたPDFはWerckerからダウンロードできます。
 

../upload_dropbox.sh book.pdf ${DROPBOX_TOKEN}

Werckerからのダウンロードは使い勝手が良くないので、Dropboxにアップロードしておくと楽です。
アップロードするための簡単なShellScriptを呼び出しています。
${DROPBOX_TOKEN}は事前に発行しておいたDropboxのAPIトークンです。
Werker側のリポジトリ設定で、環境変数として登録してあります。

APIトークンはDropboxの開発者向けページで自分のアプリを作成して発行しておきます。

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