21
18

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

「AWS IoTのデータをKibanaに表示する」をやってみた。2017/3版

Last updated at Posted at 2017-03-14

AWS IoTのデータをKibanaに表示するを実際にやってみました。

記事の投稿以降、AWS IoTが直接Elasticsearch Serviceと連携できる様になったとのことで、そのあたりも試しました。

【アップデート】 AWS IoT が Elasticsearch Service と CloudWatch に連携できるようになりました
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-iot-update/

なんと、サーバー側はノンコーディングです。

Elasticsearchインスタンスを立ち上げる

元記事と基本的に同じです。
まずは、立ち上がりが遅いElasticsearchを先に立ち上げておきましょう。
Domain nameを plant-sensor、Instance typeはt2.micro.elasticsearchが選べなかったのでt2.small.elasticsearch (Free tire eligible)、Instance countは 1、Strage typeは EBS に設定します。

image

Kibana のURLをクリックするとKibana4の画面が表示されます。EndpointのURLはAWS IoTで使います(自動で設定されます)。

AWS IoTでThingやRuleを作成

元記事の通りしようとしても、画面構成が違うのか、メニューが見つかりません。なので、順を追って解説します。

image
(こんな感じでしたっけ?)

「Get started」を押します。そして、左メニューの[Registory]->[Things]を選択します。
「Register a thing」を押します。

image

plant-sensor という名前のThingを作成。

image

左メニューの[Security]を選び、「Create certificate」を選択します。

image

色々ダウンロードできますので、一旦すべてダウンロードした後、「Activate」を押します。

ダウンロードできるもの

  • A certificate for this thing
  • A public key
  • A private key
  • A root CA for AWS IoT

続いてPolicyを作成。トップ画面の左メニューの[Policies]を選び、「Create a Policy」を選択します。

image

名前をつけ、とりあえずActionはiot:*としました。Resource ARNについてですが、キャプチャではtopic/replaceWithATopicとなってますが、plant/sensorsまたは*/*などに変えましょう。

image
image

certificateとPolicyの紐付け
左メニューの[Certificates]を再度選び、先程作成したceritificateを選択。「Actions」メニューの「Attatch policy」を選ぶ。

image

同様に、「Attatch thing」も行います。

最後にRuleを作成します。トップ画面の左メニューの[Rules]を選び、「Create a rule」を選択します。

image

今回は plant/sensors というトピック名でデータを飛ばそうと思うので、Topic filterに plant/sensors を設定します。

image

image

Actionの指定は、「Add Action」ボタンを押して行います。

image

2017/3/14時点で以下のActionが選べます。一番下の「Elasticsearch Service」を選びます。

image
image

Elasticsearch Service用の設定画面が出ます。
IDに${newuuid()}、Indexにtimestamp、Typeにtimestampと指定し、IAMロールも追加します。

image

これで、Thing, Certificate, Policy, Ruleが作成できました。元記事のように一覧では表示されないようです。

仮想的なIoTデバイスを作成

元記事の通り、plant-sensor.jsを作成します。
そして実行です。

実行してみましょう。

$ npm init
$ npm install --save aws-iot-device-sdk
$ node plant-sensor.js
connect
{"timestamp":"2017-03-14T15:19:47.401Z","humidity":45,"temperature":19,"lux":32701,"moisture":309}
{"timestamp":"2017-03-14T15:19:48.405Z","humidity":43,"temperature":19,"lux":33473,"moisture":309}
{"timestamp":"2017-03-14T15:19:49.406Z","humidity":44,"temperature":19,"lux":30713,"moisture":295}
{"timestamp":"2017-03-14T15:19:50.408Z","humidity":42,"temperature":20,"lux":31499,"moisture":296}
{"timestamp":"2017-03-14T15:19:51.414Z","humidity":46,"temperature":20,"lux":30687,"moisture":315}
{"timestamp":"2017-03-14T15:19:52.417Z","humidity":46,"temperature":20,"lux":31960,"moisture":302}
{"timestamp":"2017-03-14T15:19:53.420Z","humidity":45,"temperature":20,"lux":30782,"moisture":301}

Kibanaでダッシュボードを作成する

Kibanaを起動すると、エラー画面のような形となりますが、初期設定ができていないからだと思います。

image

Index name or patternのところにtimestampといれると、設定できます。

image

Discoverタブを見てみると、ちゃんとデータが来ているのを確認できます。

image

では、チャートを作ってみましょう。Visualizeタブで、以下の様な感じでグラフを作成します。

image

最後にダッシュボードを作成します。Dashboardタブを選択して、Add visualization で先ほど作成したチャートをポンポンと選択していくだけです!

image

終わりに

元記事を作成された、@hideyuki さん、勝手に更新版を投稿してしまいました。ありがとうございます。

21
18
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
21
18

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?