このページでは、Sublime Text パッケージに特にこだわりをもつ方向けに解説します。
例えば、
- パッケージ名・パッケージの説明・バージョン表記を好きに書きたい
- 俺 Mac でしか確認できないから Windows で使ってもらいたくない
- master にあるソースを使われるのは嫌
- GitHub や BitBucket を使うのが嫌
- パッケージのソースを見られたくない
さらに、
- Add Repository してもらうのが面倒
- Package Control のページに載せてほしい
などの欲がある方向けです。
欲のない方は 基本編 へ。
Package Controlの登録手順は、以前から大幅に変更されています。変更概要が知りたい方はこちらの記事、以前ここに書いてあった内容を知りたい方は編集履歴を辿ってください。
Package Control に登録してもらう
repository/*.json の編集
GitHub か BitBucket のどちらかの Package Control Channel リポジトリにアクセスします。どちらにアクセスしても見えるものは同じです。
- https://github.com/wbond/package_control_channel
- https://bitbucket.org/wbond/package_control_channel
「Fork」ボタンを押して、自分のリポジトリにプロジェクトをコピーします。
repository ディレクトリの中に入ります。登録しようとしているパッケージの頭文字がAならa.json、Bならb.json、2なら0-9.json、…のファイルを開きます。(注:登録しようとしているパッケージ名にsublimeという文字が含まれていると審査で却下されますので、その場合はこの段階でパッケージ名を再検討しましょう)。
アルファベット順に他の人のパッケージが並んでいるので、それを壊さぬように追加します。書き方は別記事を参照してください。
コミット、Push します。
Pull Request
自分のプロジェクトの「Pull Request」ボタンを押します。
タイトル、説明は真面目に書きましょう。
タイトル : Adding **** Package
説明:This is the language definitions for ****.
など。
私が出した Pull Request です。参考になれば。Package Controlの方式が変更される前なので、コミット内容は無視してください。
こちらが、私が新方式で出した Pull Request です。以前の方式で登録した行の削除も入っています。
チェックツール実行結果を確認する
以前から地味に変わったこととして、Pull Request の後に内容を自動でチェックしてくれるようになりました。Pull Requestした後(5分後ぐらい)に、自分が出したPull Requestのページを見ると、緑色か灰色か黄色の帯が表示されているはずです。黄色なら少し後でもう一度確認しましょう。灰色なら、NGとなっていますので、Detailsというリンクをクリックして、出力内容の最後の方を見て、何が原因か頑張って確認しましょう。だいたい、パッケージがアルファベット順に並んでいないか、インデントがタブでなく空白になっているか、カンマがあるべき場所に無いか、sublime_textの行が無いかだと思います。緑ならOKです。
…もしこの記事の通りに書いていて赤色になってしまったら、記事のコメントにフィードバックいただけると嬉しいです…
ひたすら待つ
私の場合、2週間待った...
登録される
Package Control のページ に、作成したパッケージが表示されるようになります。おめでとうございます!
なお、不備があればコメントで指摘されます。修正したら再度 Push して、この Pull Request にコメントを追加します(新しく Request を作成しないように)。
その他
- パッケージを更新したときに表示するメッセージを作成する
- 社内向けに Package Control Channel を作成する
といったこともできます。
詳細は、本家の解説ページ を参照してください。