openFrameworks0.9が出てから1年くらい経った気がします。
そこで個人的にoF0.8からoF0.9に変わって気になったところをまとめました。
oF0.8で作ったプロジェクトをoF0.9に持ってきたら動かない
そうしたらUpdateしましょう。ProjectGeneratorを開いて、importを選択。
実行したいプロジェクトを選択します。
Projectnameがその名前になっていることを確認したら、Updateを選択。そしてもう一度出来たプロジェクトを実行してみてください。
shift+command+KでCleanしてから実行してみましょう!
Updateしたら、文字化けする
上のようにProjectGeneratoでプロジェクトをUpdateすると、日本語が文字化けします。
その時は、ソースコードを⌘aで全て選択して、右側のText Settings->Text Encoding->Unicode(UTF-8)を選択します。
青くない、Reinterpretを選択します。(Convertじゃないです!!)
Xcode8で動かない
oF0.9の中でも、oF0.9.4以降(たぶん)じゃないとXcode8対応してないので、新しいのをダウンロードしてみてください!
途中でAddonを追加したい
これがProjectGeneratoで簡単にできるようになりました!
さっきと同じように、importからAddonを追加したいプロジェクトを選び、AddonsのところでAddonを選びます。あとはUpdateを押すだけ。
前使ってたAddonが動かない
新しくダウンロードし直しましょう。もしかしたら開発者の方が更新してくださってるかも。
ofxOpenNIやofxInkSimとかは新しいのじゃないと動かなかったです。
64bitじゃなくて32bitしか対応してないAddonもある
ここでこうやって選ぶやつ。ofxFftのFFTWとかは多分そうです。
参考
.hと.cppがちょっと変わった
mouseEntered()とmouseExited()が追加されました。
windowにマウスが入った時と、出た時の座標を取得できます。

oF0.8のofApp.cppを、そのままoF0.9のcppにコピーするとエラーが出てしまいます。
なので、ofApp.cppにmouseEntered()とmouseExited()を追加するか、
ofApp.hのmouseEntered()とmouseExited()を削除しましょう。
APIが変わった
no viable conversion from 'ofPixels()_<unsigned char>'to 'unsigned char*'
こんなエラーが出たら、
getPixels()
系を、getPixels().getData()
に書き換えましょう。
KinectやLeapMotionを使う時に、このエラーにぶつかりました。
参考
ライブラリが自動で
MIDIを使う時とかに、今まではLinked Binary ~ で手で選んで入れなきゃいけなかったのに、自動でCoreMIDI.frameworkが入るようになりました!OpenNIでも同じです。
おわり
何か気づいた点などがあれば、ご指摘していただければ幸いです!