Atlas-SoC を買ってからずっと触れていなかったのだけど、やっとこさ作業を始めてみた。
FPGA マガジン No.12 と先人の記事を参考にしつつ、ビルド環境の確認から。
http://qiita.com/miyox/items/cf23040d8fa10ac62ff3
http://qiita.com/new3bon/items/1d7349f9bb0c2d6228a1
Quartus も SOC EDS も両方 15.1.0 で揃える。バージョン選択は厳しめ。rocketboards のドキュメントには両方 15.0.1 か 15.0.2 かで揃えると書いてある。なんとなく最初 SoC EDS 16 と Quartus 17 でやってみたら、行き詰った。
Quartus 15.1.0 が libpng12 をリンクしているので、ubuntu 16 がよさそうで、現在の最新である 17 では追加パッケージを作って入れる羽目に。ディスクサイズは 60GB くらい必要(20GB, 40GBでは足りなかった)。メモリは 1GB では足りずにビルド失敗する(メモリが足りなかったせいだというのは、頑張らないとわからない)。2GB で fpga はコンパイルできた。
SoC EDS
SoC EDS は 32bit binary らしいので、x86_64 な環境で作業している場合は、いわゆる multilib
を有効にする。Ref
sudo dpkg --add-architecture i386
sudo apt-get update
SoC EDS 32bit binary で使用するライブラリをインストールするのは手作業でやると手間なので、フォーラムにあるスクリプト ds-deps-ubuntu_64.sh
を使うと簡単。
sudo bash ds-deps-ubuntu_64.sh
ここまで準備してから、SoC EDS をダウンロード する。インストーラの起動は root でやったほうがライセンスまわりの処理が簡単。非rootでやっても大したことはなかった。udev
のルールを追加するのに root が必要だった。
chnod +x *.run
sudo ./SoCEDSSetup-15.1.0.185-linux.run
embedded/ds-5/bin/eclipse
を一度起動させて、ライセンスの状態を確認しておく。
Quartus
Quartus をダウンロード してインストールする。
quartus
を一度起動させて、ライセンスの状態を確認しておく。
ビルド
PATH
だけは通しておく。
export PATH=$PATH:$HOME/altera/15.1/*/bin
export PATH=$PATH:$HOME/altera/15.1/quartus/sopc_builder/bin
$HOME/altera/15.1/embedded/embedded_command_shell.sh
$HOME/altera/15.1/embedded/env.sh
"Compiling Hardware Design and Preloader" の流れの通りやる。