背景
GTK+ Download: Mac OS Xを参考に
jhbuildでGimpをビルドした。
OSXでjhbuildでビルドしたPythonを動くようにする
普通に以下を行うと後で色々ハマる。
~/.local/bin/jhbuild build python
少なくとも、PATHは/bin:/usr/bin:/sbinのみで始めるのが吉。
Homebrewのopensslを使わない場合
PATHで/usr/local/binを抜いて、prefixで~/gtk/inst指定していても、
/usr/local/includeや/usr/local/libのopensslを検出してこれを使おうとしてしまうので、リンクを削除しておく。
brew unlink openssl
Homebrewのopensslを使う場合
Python自体は、Homebrewのopensslを使ったものを
作成して動かせるが、他のGtk+関連のライブラリをインストールしていく中では
かなり面倒な事が起きる。(というか起きたので、この方法はおすすめしない)
jhbuild shell
でシェルに入り、
pythonのconfigure実行時に
CFLAGS=-I/usr/local/opt/openssl/include LDFLAGS=-L/usr/local/opt/openssl/lib ./configure --prefix ~/gtk/inst --libdir ~/gtk/inst/lib --enable-shared
のように、CFLAGSとLDFLAGSを追加する。
pythonのリンクの設定を変更する
Python本体がAppleの純正のPythonのライブラリを参照する設定になっているので、
これをinstall_name_toolで変更する。
cd ~/gtk/inst/bin
install_name_tool -change /System/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.7/Python ~/gtk/inst/lib/libpython2.7.dylib python
この作業をしていないと起こる悲劇
- openssl周りをクリアしていないと、import md5ができない
- なにかのモジュールをインポートするとスレッドがどうのとエラーを吐き死ぬ。