Python Django入門 (2) Win編

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WindowsでのPython、Djangoの開発環境構築について説明します。

Pythonのインストール

まず Python をインストールします。
以下のURLをブラウザで開いて下さい。

Download the latest version for Windows
https://www.python.org/downloads/

3.5.1をダウンロードします。(その時のPython3の最新のものを選んでください)

ダウンロードした python-3.5.1.exe をダブルクリックします。

  • Add Python 3.5 to PATH をチェックする
    • これを忘れると、自分で環境変数のPathを設定する必要があります。
  • Install Now をクリック

python01.jpg

virtualenvのインストール

virtualenv は Python の仮想環境を作るツールです。
プロジェクトごとに、

  • pythonのバージョン
  • 使用する Pythonパッケージ、およびそのバージョン

を固定した仮想環境を構築します。

コマンドプロンプトを開いて、以下のようにコマンドを入れます。(ユーザーは hoge としています)

C:¥Users¥hoge> pip install virtualenv

仮想環境の構築 - virtualenv編

env1 という名前の仮想環境を、マイドキュメントの下に作ります。

C:¥Users¥hoge>cd Documents
C:¥Users¥hoge¥Documents> virtualenv env1

仮想環境を使う

仮想環境 env1 の中に入ってみます。

C:¥Users¥hoge¥Documents> cd env1
C:¥Users¥hoge¥Documents¥env1> Scripts¥activate
(env1) C:¥Users¥hoge¥Documents¥env1> 

このように (env1) と表示されれば成功です。

仮想環境から抜けるには Scripts¥deactivate コマンドを使いますが、このまま進むので知識として覚えておいて下さい。

Djangoをインストールする

DjangoもPythonモジュールの一つです。
仮想環境 env1 の中にインストールします。

今回は、この講座のためにDjangoのバージョンを明記してインストールします。

(env1) C:¥Users¥hoge¥Documents¥env1> pip install django==1.9.2
Collecting django
  Downloading Django-1.9.2-py2.py3-none-any.whl (6.6MB)
    100% |################################| 6.6MB 58kB/s
Installing collected packages: django
Successfully installed django-1.9.2

バージョンを確認する

仮想環境ローカルにインストールされたPythonパッケージの一覧は、以下のコマンドで表示できます。

(env1) C:¥Users¥hoge¥Documents¥env1> pip freeze -l
Django==1.9.2
wheel==0.29.0

IDE 統合開発環境のインストール

Djangoのコードを書くにあたって、どのようなテキストエディタを使ってもかまいませんが、IDEとしてPyCharm Professionalを導入することをお薦めします。

以前は eclipsePleiadesによる日本語化 + Aptana Studio 3のPyDev の導入を説明していたのですが、最近は使わなくなってしまったため、PyCharmの説明に取り替えます。

PyCharmの特徴

  • Pythonエンジニアは、ほぼこれを使っていると言っても過言ではありません。
  • 2種類ありまして、
    • Professional版
      • Djangoのプロジェクトを開くことができ、こちらの方を使います。
      • 有償ですが 30日の試用ができます。
      • この講座も 30日あれば終わるのではないでしょうか。
      • 気に入った場合は、購入しましょう。
    • Community版
      • 無償ですが、Djangoプロジェクトを開くことはできません。
      • どうしても無償の方がよくて、単にPythonのエディタとして使いたいだけであれば、こちらでもよいかもしれません。
  • UIは英語です。eclipseの時のように日本語化することは考えません。特に問題ないと思いましょう。
  • 黒背景に白文字のテーマが目に優しくて、かっこいいです。いかにも俺コード書いてるという気分になります。UIサンプルはこちらをご覧ください。

PyCharm Professional のインストール

  1. Download PyCharmのページから、Professionalの方をダウンロードします。
  2. ダウンロードした .exeファイルを開きます。
  3. Next をクリック

pycharm01.jpg

4.Next をクリック

pycharm02.jpg

5.デスクトップにショートカットは作っておきますか。チェックしてNext をクリック

pycharm03.jpg

6.メニューフォルダはこれでいいすね。そのまま Install をクリック

pycharm04.jpg

7.終わりました

pycharm05.jpg

Pycharmの起動

  1. インストールできたら、PyCharmを起動してみましょう。
  2. Evaluate for free for 30 days(30日試用)の方をクリックし

pycharm06.jpg

3.よく読んで Accept をクリックします。

pycharm07.jpg

ここまでで、私の場合は起動しちゃいました。一度 Community版を入れたから、設定が残っているのでしょうか。

どこかでテーマを何にするか聞いてきたと思うのですが、IDE theme: Darcula が黒背景/白文字の方で、俺コード書いてる気分になれる方です。

ここまで来たら、次に進みましょう。

Python Django入門 (3) に続く

IDE 統合開発環境のインストール(旧版)

一応、残しておきますが、PyCharm入れた人は、以下をすべて読み飛ばしてください。

eclipseのインストール

eclipse
https://www.eclipse.org/downloads/

これはやっている人も多いと思うので、ざっくりと説明します。

  • Java JREがインストール済であること。
    • Javaが入っていない人は、eclipseが動かないので、最新版の Java JREを入れて下さい。
  • Eclipse IDE for Java EE Developers, 259 MB Windows 64 Bit をダウンロード
  • eclipse-jee-luna-R-win32-x86_64.zip を解凍する
  • 解凍された eclipse ディレクトリを C:¥ へ移動し、C:¥eclipse とする

日本語化

  • Eclipse 日本語化 | MergeDoc Project へ移動
  • Pleiades プラグイン・ダウンロード から 「安定版」の pleiades_1.5.0.zip をダウンロード
  • features、plugins ディレクトリの中身を、C:¥eclipse 配下の同名ディレクトリの下にコピー
  • C:¥eclipse¥eclipse.ini を編集

    -javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

プラグインは、以下の矢印のリンクからダウンロードします。

Pleiades_-_Eclipse_プラグイン日本語化プラグイン___MergeDoc_Project.jpg

eclipseの起動

  1. C:¥eclipse¥eclipse.exe を起動します。
  2. ワークスペースの規定値は C:¥Users¥hoge¥workspace ですが、C:¥Users¥hoge¥workspace_env1 とします。
  3. ワークベンチ へ移動します。

Aptana Studio 3

eclipseのPython開発用プラグインとして、Aptana Studio 3 の中に PyDev というものが含まれています。

Download Aptana Studio 3

eclipse設定

仮想環境 env1 で固定されているPythonのexeを指定します。

  • ウィンドウ > 設定
  • PyDev > インタープリター - Python で 「新規...」ボタン
    • インタープリター名: Python3
    • インタープリター実行可能ファイル: C:¥Users¥hoge¥Documents¥env1¥Scripts¥python.exe
  • C:¥Python3¥Lib、C:¥Python3¥DLLs もチェックして OK を押す

その他の設定

  • 一般 > ワークスペース > テキスト・ファイルのエンコード
    • その他: UTF-8

django-admin.py startproject mysite で作ったプロジェクトを登録する

  • ファイル > インポート...
  • 一般 > 新規プロジェクトとして既存のフォルダーを使用
    • 次へ
  • Promote to Project
    • フォルダーの選択: C:¥Users¥hoge¥workspace_env1¥mysite
    • プロジェクト名: mysite (自動的に出ます)
    • プロジェクト・タイプ: チェックをすべて外す
    • 完了ボタンを押す

パースペクティブが JAVA EE になっていたら、PyDev に切り替えます。

eclipseでデバッグ実行する

  • 実行 > デバッグの構成...
  • PyDev Django を選択して、「新規」ボタンを押す
  • 名前: mysite
  • メイン タブ
    • プロジェクト: 「参照...」を押して mysite を選ぶ
    • メイン・モジュール: 「参照...」を押して manage.py を選ぶ
  • 引数 タブ
    • プログラムの引数: runserver --noreload
    • noreloadを付けると、コードを直してリロードが聞かなくなりますが、こうした方がいいです。
    • コードを変更したら、デバッグ実行し直すようにして下さい。
  • 「適用」ボタンを押す
  • 「デバッグ」ボタンを押す

[参考]

実行 > デバッグの構成... > メインタブ > プロジェクト > 参照... で、どうしてもプロジェクトが出てこないという方、

「新規プロジェクトとして既存のフォルダを利用」してインポートしても、Djangoプロジェクトとして認識されない場合があるようです。

その場合、おまじないとして、プロジェクトを右クリックし、

Django > Run Django Tests (manage.py test)

を実行すると認識されるという報告がありました。

何でしょう?

以下のメッセージが出れば OK です。

Django version 1.7.1, using settings 'mysite.settings'
Starting development server at http://127.0.0.1:8000/
Quit the server with CTRL-BREAK.

Javaの開発などと同様に、ブレークポイントの設定や、変数の確認ができます。

Python Django入門 (3) に続く