7
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Windowsでもunison動かしたい

Last updated at Posted at 2016-02-06

Unison自体については「ssh越しにAtom他GUIエディタを使いたい?それ、同期ツールunisonでできるよ - Qiita」が良いかと思います。
Windows 10でUnisonの最新版をインストールした、という話です。

試した環境

  • Windows 10 64bit
  • Cygwin 2.4.1
  • Unison 2.48.3

その1 バイナリバージョンを見てみる

http://unison-binaries.inria.fr/ にあります。
が、接続先のUnisonとバージョン違うと動かないはずだし、こんな古いバージョン入れたくないな... ということで敬遠。

追記

@dsegさんのコメント通り、
http://www.pps.univ-paris-diderot.fr/~vouillon/unison/ に最新版があるようです。
なのでこれ以降の情報は不要かと思いますが、興味のある方はやってみてください。

その2 ソースからビルド

ソースは http://www.seas.upenn.edu/~bcpierce/unison//download/releases/stable/unison-2.48.3.tar.gz にあります。
以下の内容は概ね上記パッケージ内のINSTALL.win32-cygwin-gnucの内容に基いています。
今回ビルドしたのはCLI版のみですが、意外と簡単でした。

Cygwinとパッケージのインストール

Cygwin自体のインストール方法に関しては、インストーラーを実行してでポチポチ押している間に、
追加のパッケージを指定しなければならない、ということだけ明記しておきましょう。
こちらに書いてあるような画面での話です。
デフォルトでインストールされるものの他に、以下のものが必要でした。

  • make
  • ctags
  • openssh
  • OCaml 4.02.3 (多分他のバージョンでも大丈夫だと思いますが。3系以降が必須だそうです。)

他にもあるかと思いますがまとめてカテゴリーを選択して入れたので申し訳なくもちゃんと把握しておりません。
足りてない場合は下記のmakeコマンドでエラーが出るのでそれを元に足りないものを入れなおしましょう。
インストーラー(setup.exe)を再実行すればもう一度パッケージ選択画面に飛べます。
(多分コマンド1個で入れるのとかあるんだろうな、とは思いますが今回はUnisonをビルドするためだけなので。)

あ、あと、多分無難だろうということで32bitにしました。

ビルド

先ほどダウンロードしたパッケージを解凍後、以下のコマンドを実行してください。
この手のコンパイルをされたことがある方には朝飯前ですね。./configureすらありません!

cd ~/path/to/unison-2.48.3
make

ビルドできたら実行してみましょう!

$ unison -version
unison version 2.48.3

以上、超ざっくりですがソースからのビルドも案外楽だったよ、ということで!

7
5
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
5

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?