以前こういう記事を書いたわけですが
PostgreSQL への接続時に環境変数で指定できるものは他にもたくさんあります。
この記事では、DB 接続に必要となる、DB名、ホスト、ポート、ユーザ名、パスワードを環境変数で設定してみます。
例えば、dplyr で次のように DB 接続していたとします。
R
db <- src_postgres(dbname = "hoxo-m-my-db",
host = "192.168.1.1",
port = 5432,
user = "hoxo-m",
password = "******")
このとき、環境変数として、次のように設定します。(Windows 環境変数の設定方法)
変数 | 値 |
---|---|
PGDATABASE | hoxo-m-my-db |
PGHOST | 192.168.1.1 |
PGPORT | 5432 |
PGUSER | hoxo-m |
PGPASSWORD | ****** |
このようにしておくと、dplyr からの DB 接続は次のように簡単になります。
R
db <- src_postgres()
すっきり!
環境変数の値は DB 接続のデフォルト値になっただけなので、これとは別の DB につなげたいときは、いつも通り src_postgres()
の引数に入れてやればよいです。
一番よく使う DB の設定にしておけば色々とはかどるかと思います。
ただし、パスワードについては、環境変数に直接書き込むのではなく、パスワードファイルを作成する方法が推奨されていますのでご注意を。
enjoy!