どうも「オープン川崎」の小俣(おとうさん)です。
この記事は、シビックテックをテーマにしたCivic Tech Advent Calendar 2015の2015/12/23の記事として投稿します。
はじめに
チームのCommunity Engagement ToolsとしてSlackを使っている方は多いと思いますが、チームのSlackにメンバーを招待する場合はどうしてますか?
Slackは人気のあるチャットツールなのですが、新しいメンバーに参加してもらうには管理者から招待メールを送る必要があるので、新しいメンバーにとっては敷居が高いということがあるのかもしれません。
そこでそれを解決する手段の1つとして、ML等と同じようにユーザ自身がSlackの招待メールを発行するツールがあるのでこれを紹介したいと思います。どれも基本的に無料で利用することが出来ます。
今回、紹介するツールはこの3つです
APIトークン
どのツールも、Slack APIのアクセストークンが必要ですので、利用する場合には https://api.slack.com/web のAuthenticationにアクセスして、管理しているSlackチームのAPIトークンを取得する必要があります。
APIトークンの取得は簡単で、SlackのAPIサイトにアクセスして対象チームの横の「Create Token」ボタンを押すだけです。
Slackin
最初は「Slackin」を紹介します。
オープン川崎のSlackinサイト
「Slackin」はGitHub上にMITライセンスで公開されているオープンソースです。
Heroku上であれば「Deploy to Heroku」ボタンをクリックするだけで簡単に立ち上げる事ができます。
構築手順は下記のサイトが参考になると思います。
参考
オープン川崎のSlackinサイト もあっという間にサイトが出来上がりました。カスタマイズも出来るので、いろいろイジってみるとよいかと思います。
Slack Invite Automation
次に「Slack Invite Automation」を紹介します。
日本語化したものはSlack Invite Automation(日本語化)」にあります
オープン川崎のSlack Invite Automationサイト
「Slack Invite Automation」は、このライセンスの元にGitHub上に公開されているオープンソースです。
こちらもHeroku上であれば「Deploy to Heroku」ボタンをクリックするだけで簡単に立ち上げる事ができます。
構築手順は下記のサイトが参考になると思います。
参考
このツールは日本語化されたバージョンがあるので英語が苦手なメンバーをSlackに招待するときに利用すると良いかもしれません。
SlacInvite.me
最後に「SlacInvite.me」を紹介します。
オープン川崎のSlacInvite.meサイト
「SlacInvite.me」は、Daniel Climent (@4xposed)というドイツの方が、GitHub上でCode for the slackinvite.me projectとして公開しているオープンソースです。Code for PrincetonでもCode for Princeton SlacInvite.meとして利用しているようです。ライセンスは不明です
SlacInvite.meは、SlacInvite.meサービスとして既存のものがもあるので、ここにアカウント作成してコミュニテイーを登録すれば手軽にSlacInvite.meを利用することはできます。
最後に
皆様いかがでしたか? 何かの参考になればと思います。
Slackの他のCommunity Engagement Toolsとしてflowdockというチャットツールもあるようですので、別の機会に調査をしてみたいと思ってます