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ローカルMacで起動しているWEBアプリケーションへGenymotion上のAndroid OSからアクセスする

Last updated at Posted at 2014-06-24

想定するケースとしては、開発中のWEBアプリケーションがAndroid端末で正しく動くか挙動を確認したいけど、実機を用意するのは面倒(&色々な端末を用意できない)という場合。Genymotionを利用すると、簡単に実機のシミュレートができます。

モバイルWEBの場合、Android端末できちんと動作するか、はやめに確認したいですよね。

今回、Genymotion(VirtualBoxのゲストOSとして動作)からMac(ホストOS)上で起動するWEBサーバに接続する設定をしてみたのですが、ちょっと手間取った(試行錯誤に時間かかったけど、結果、一瞬でできた)ので、メモがてらここに書きます。

前提

  • 開発環境 は Mac OS X (Mavericks)とします。

Genymotionのインストール

確認手順

① 適当にWEBアプリケーションを localhost(127.0.0.1) で立ち上げる

この例は、Yeomanの雛型から作ったAngularJSアプリケーションを grunt serve で立ち上げたもの。デフォルトでは 9000 番ポートで立ち上がる模様。

スクリーンショット 2014-06-24 13.07.02.png

② GenymotionでAndroidを起動

適当にデバイスを作成して起動します。

スクリーンショット 2014-06-24 13.15.04.png

Android標準ブラウザ(他のブラウザで試したい場合は後述の方法でアプリを追加する)を立ち上げ、URLに 10.0.3.2 を指定、ポートは先程とあわせて 9000 を指定します。

スクリーンショット 2014-06-24 13.17.23.png

上図の右側が Genymotion なのですが、ちゃんと表示できました^^

ちなみに、10.0.3.2 は Genymotion が自動で割り当てた、ホストOSの localhost を指すアドレスのようです。
もしかして VirtualBox の環境や Genymotion のバージョンによって異なる(私のは version 2.2.0)かも。ただ 10.0.3.X 系ぽいので、いろいろ試してみてください。

ほか

Android標準ブラウザのデバッグモードを起動したい場合

より細かくデバッグできるようになります。URL欄に about:debug と入力します。

スクリーンショット 2014-06-24 14.19.42.png

するとブラウザ上部に「JAVASCRIPT CONSOLE」と表示されるので、タップするとコンソールの内容が表示されます。

スクリーンショット 2014-06-24 14.21.23.png

スクリーンショット 2014-06-24 14.20.46.png

標準ブラウザの設定メニューに「デバッグ」が追加されているので、さらに細かく設定することができます。

他のAndroidアプリを追加したい場合

このサイトに書かれてる手順にしたがって、zipファイルをドラッグすれば Google Play がインストールされるので、そこからアプリをインストールすればOKです。

私は Chrome を追加してみました。Chromeからも 10.0.3.2 で、ホストOSの localhost へ接続できました^^

スクリーンショット 2014-06-24 14.01.11.png スクリーンショット 2014-06-24 14.01.24.png

iPhone/iPadのシミュレートは?

普通に Xcode に付属の iOSシミュレータを使えばよいかと。

スクリーンショット 2014-06-24 15.53.37.png

ひとりごと

Macにメモリを積んでないと、Genymotion(VirtualBox)の立ち上げはなかなか厳しいものがある..

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