MacにPHP7.0.4,PHPUnit5.0.10を入れる

はじめに

とりあえず自分のローカルのmacの環境を整えようと、PHP7とPHPUnitを入れた時のメモです。PHPは7を入れる必要性はなかったですが、どうせなら新しいやつ入れておこうということで入れてみました。

1.phpbrewのインストール

phpを管理するのに便利です。名前からしてhomebrew的な感じなのかと思います。
phpbrew

以下コマンドを順に実行します。

$ curl -L -O https://github.com/phpbrew/phpbrew/raw/master/phpbrew
$ chmod +x phpbrew
$ sudo mv phpbrew /usr/local/bin/phpbrew
$ phpbrew init

以下を.zshrcに追記(bashの方は.bashrcや.bash_profile)

[[ -e ~/.phpbrew/bashrc ]] && source ~/.phpbrew/bashrc

.zshrcの再読み込み

$ source ~/.zshrc

2.macportsで必要なパッケージをインストール

PHP7をビルドするにいくつかパッケージを入れる必要があります。基本homebrewを使うのがよいと思うのですが、homebrewでは入れられないパッケージもあるのでmacportsを使います。(yum,apt-getでも大丈夫です。)

こちらを参考にmacportsをインストールします。
→MacPorts のインストール方法 ( Mac )

macportsからPHP7ビルドに必要なパッケージをインストールします。

$ sudo port install bzip2
$ sudo port install readline
$ sudo port install lib
$ sudo port install libiconv
$ sudo port install curl automake autoconf icu mcrypt bison re2c gettext openssl
$ sudo port install php70 
$ sudo port install php70-cgi php70-gd php70-curl php70-intl php70-iconv php70-gettext php70-mbstring php70-imap php70-mcrypt php70-xmlr

(正直どこまで入れればいいかよくわからなかったです。。最初phpbrewでPHP7をなかなかビルドできず、macportsからインストールしようとして色々やった結果phpbrewでもビルドできるようになりました。笑)

3.phpbrewからPHP7のビルド

先ほど入れたphpbrewを使います。

インストールできるphpのバージョン確認。

$ phpbrew known
7.0: 7.0.4, 7.0.3, 7.0.2, 7.0.1, 7.0.0 ...
5.6: 5.6.19, 5.6.18, 5.6.17, 5.6.16, 5.6.15, 5.6.14, 5.6.13, 5.6.12 ...
5.5: 5.5.33, 5.5.32, 5.5.31, 5.5.30, 5.5.29, 5.5.28, 5.5.27, 5.5.26 ...
5.4: 5.4.45, 5.4.44, 5.4.43, 5.4.42, 5.4.41, 5.4.40, 5.4.39, 5.4.38 ...
You can run `phpbrew update` to get a newer release list.

ここでは一番新しい7.0.4を入れます。

$ phpbrew install 7.0.4 +default

ちょっと時間がかかりますが、最終的にEnjoy!と出たらOKです。

$ php -v                                                                                                 [~/github/qiita-api-library/tests]
PHP 7.0.4 (cli) (built: Mar  4 2016 07:48:50) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2016 The PHP Group
Zend Engine v3.0.0, Copyright (c) 1998-2016 Zend Technologies
    with Zend OPcache v7.0.6-dev, Copyright (c) 1999-2016, by Zend Technologies

参考：【PHP】 PHPBrewでPHP7をインストール

4.composerのインストール

PHPUnitを入れるためにcomposerを使います。

$ mkdir composer
$ curl -s http://getcomposer.org/installer | php

composerの実行ファイルをパスの通った場所に置きます。

$ mv composer.phar /usr/local/bin/composer

※/usr/bin/ではなく/usr/local/binに置きます。
参考：MacOSX El Capitanでcocoapodsインストールが出来ない時の対処法

これでcomposer installが使えるようになります。

参考：composer イントロダクション

5.PHPUnitのイストール

composer.jsonを作成します。

$ vim composer.json

{
    "require-dev": {
        "phpunit/phpunit": "5.0.*"
    }
}

インストールします。

$ composer install

PHPUintのパスを通します。.zshrcに以下を追記します。(bashの方は.bashrcや.bash_profile)

$ export PATH=$PATH:~/.composer/vendor/bin/

これでOKです。

$ phpunit --version
PHPUnit 5.0.10 by Sebastian Bergmann and contributors.